オフリードOKの公園もあるドイツ。自然保護地区では犬のリードが必要 

ドイツに一度でも訪れた方であればその自然の多さ、美しさに感動された方も多いでしょう。ベルリンやミュンヘン、ハンブルクのような大きな都市であっても、中心を少し離れればたくさんの緑と触れ合うことができますので、のんびりとしたい方にはとても落ち着く場所となるでしょう。

それは手つかずの自然というよりも、ドイツ人が過去の自然破壊の反省の意味合いも兼ねて、積極的に保護してきたものでもあります。 

街の中にも緑いっぱいの大きな公園もあり、その中で犬たちを開放して遊ばせている姿をよく見かけます。犬たちは思いっきり走り回ることができ、とても嬉しそうにしている姿を見ると、日本にもこんな場所があったらな、と思わずにはいられません。
 
以前「ドイツ中の犬たちが元気に走り回る、ドイツ流のドッグラン『グルーネルヴァルド』とは?」でご紹介したことがあるように、ベルリンにもグルーネルヴァルドというオフリードで犬たちを遊ばせる公園もありますが、すべての場所でオフリードが許されているわけではありません。

犬達をリードでつなぐことに特に厳格であるのが、「自然保護区」。

一体、なぜなのでしょうか?

自然保護区でオフリードでの散歩が野生動物を傷つけることも



ドイツ・ミュンヘン郊外のHinterbrühler湖もその自然保護区の一部です。森の中に湖があり、夏場はたくさんの人が訪れる場所でもあります。しかし、ルールを知らない、もしくは意図的に無視した飼い主によって多くの犬たちがリードなしで散歩しています。ドイツではよく見かける光景ですが、この自然地区でのオフリードは禁じられています。

それは犬たちが野生の動物たちを傷つけてしまう恐れがあるから。

前述したように、ドイツでは自然を保護するのにとても熱心であり、保護の対象はもちろん緑だけではありません。そこで暮らす野生の動物の保護にも力を入れています。

今年の2月にはガチョウがオフリードの犬に咬まれ、命を落としました。このような事件は1度だけではなく、年に何件も報告されているのです。

自然の中で思いっきり、愛犬を遊ばせてあげたい!というのは、飼い主であれば誰もが思うこと。是非そうしてあげてください!と推奨する一方で、忘れてはいけないのが、犬の牙は凶器にもなり得るということ。それは、ドイツであっても、日本であっても同じことです。 

ドイツの場合は、犬が遊べる公園、遊べない公園、出入りできる場所、できない場所が明確になっていますが、それでもルールを守り切れない飼い主がいるのも現状です。

犬の牙は時として凶器にもなる。野生動物を傷つけてしまう恐れもあります。

自分が飼っている犬だけを大事にするのではなく、もっと広い範囲で動物を大切にしていける人たちが増えればいいですね。

参照:Hunde-Ärger am Hinterbrühler See

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi Amy03
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