川沿いで起こった狂気の沙汰

引用の出典元:www.youtube.com

その事件は3月2日に起こりました。場所は、オーストラリアはサウス・ウェールズ州とヴィクトリア州境にある町モアナの川沿いです。

たまたま近くにいたピットブルのバディーは、非常に衝撃的な現場を目の当たりにします。それは、9歳の少年を川に沈め、溺死させようとしている母親の姿でした。

すぐにバディーは2人の元に駆けつけ、少年を母親から救おうと試みました。

そのさい、少年を母親から遠ざけるために、少年の腕を噛んで引っ張りました。また、少年に危害を加えようとしていた母親にも嚙みつきました。

少年を救ったバディーに降りかかった問題

引用の出典元:www.youtube.com

バディーの応戦で少年は命拾いをし、噛まれた傷の手当のためにメルボルンにある病院に入院中です。

しかし、少年を助けようとして2人を噛んだバディーは、結果的にレンジャー(森林警備隊員)に捕えられてしましました。このままでは、バディーに待ち受けているのは殺処分の運命となってしまったのです。

これを受けて、バディーを殺処分から救うべく、署名活動が始まりました。少年の祖父もこれに署名したということです。少年の祖父は次のように地元紙に語っています。

「私もバディーに似たような犬を飼っているけど、バディーは孫を救おうとしたに違いないと信じています。子供と共に育てられた犬とはそういうもんなんですよ。」

事実、バディーの飼い主によると、バディーは今まで攻撃的な態度を見せたこともなければ、人を噛んだこともないのだそうです。

それを受け、警察はムレーリバー協議会に、「バディーの行動は『緊急事態』に応じて取られたものであり、その状況下では少年を救うためには極めて妥当だと思われる。」と助言しました。また、レンジャーも協議会に対し、「バディーを殺処分することは望んでいない。」と意見を提出。

こうして署名した人数は5万人にも上り、無事にバディーを殺処分から救うことが出来たのです。

バディーと少年の、その後は?

引用の出典元:www.youtube.com

バディーの解放の知らせを受けて、最も安心したのはバディーの飼い主であったことは言うまでもありません。ただ、すべての犬の飼い主の義務である犬の登録とマイクロチップの装着を、協議会から命じられるだけで済んだのです。

バディーの飼い主であるジェス・スミスさんは、多くの人々のお陰でバディーが家に再び帰って来れることに対し、著名のサイト上で感謝の辞を述べています。

9歳の息子を溺死させようとした27歳の母親は、逮捕される前にすでに別の5歳の息子を殺害していたことが分かりました。現在、殺人と殺人未遂の罪に問われて服役中のこの母親には精神的な病気があったと報告されています。

現在、少年の世話をしている祖父はこう語っています。「私に残された孫は、たったひとりになってしまいました。あの時にあの犬が孫を救ってくれなかったら、孫は殺されていたはずです。」

ピットブルはなにかと誤解されがちな犬種です。しかし、今回のように命の危険にさらされた少年を救ったことは、この犬種の印象をより良くすることに一役買ったに違いありません。

また、地元の人々がピットブルというだけでヒステリックになることなく、状況を冷静に判断したことは大変評価されるべき点ではないでしょうか。

参照:Hero Pit Bull Mix Saves a Boy from Being Drowned by His Mother

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