成犬を扱うのがメインで30人ほどで活動中

引用の出典元:tsunayoshi.tokyo

メンバーはほとんどが愛犬家の方々というカヤ成犬譲渡の会。会の名前の由来は「Companion Animal Jyoto Association」のそれぞれの頭文字を取って「CAJA」としている。

犬を単なるペットではなく家族の一員、いわば「コンパニオンアニマル(仲間)」としての関係を築いていくのが会の理念だ。



箱崎さん:カヤ自体の歴史は長いです。私が入ったのはここ最近なので、設立のきっかけまでは分からないんですが、基本的に扱うのは成犬ですね。子犬ちゃんたちじゃなくて、動物愛護センターに飼い主放棄であったりとか迷子犬として収容された子たちです。期限が過ぎて処分になる子たちを引き出して、一時預かりをして、次の飼い主さんのところにお繋ぎするのがおもな活動内容です。

メンバーは預かりさんも含めて30名くらいで活動しています。みんなが個々できることを役割分担しながら運営しているような形ですね。

預かる方、搬送する方、ホームページを作る方、里親サイトに投稿する方、迷子札を作る方……みんなそれぞれ役割分担をしていますね。

ボランティアでの手術を始めたきっかけ

引用の出典元:tsunayoshi.tokyo

メンバー30名というとなかなかの大所帯だが、みなさんが参加したきっかけは何だったのですか? 箱崎さんは元々トリマーをされていたそうですね?



箱崎さん:本当に私が最後に入ったぐらいのメンバーなんですけど、元々の友達同士だったり、ホームページで協力者を募集しているので、お問い合わせをいただいて、何かできることはありませんかということで集まっていただいています。

私自身が入ったきっかけは、動物専門学校の学生さんたちのグループのブログを読んでからです。動物愛護相談センターに収容されている犬たちをシャンプーしたり、トリミングしたりするグループがあったんですよ。

ちょうど獣医として開業するタイミングではあったんですが、私自身はその前はトリマーをしていたので、時間がとれるときに一度トリミングに参加したいというメールを出したんです。

その返信で、「動物病院の獣医さんなら、トリミングじゃなくて手術などの医療的なサポートっていうのは難しいですか」といわれて。それなら是非やりますということで、その学生さんたちのグループに今のカヤの会を紹介してもらったのが最初のご縁です。もう4、5年くらい前になります。

保護犬の手術で獣医としての経験を積むことができた

引用の出典元:tsunayoshi.tokyo


箱崎さん:最初に学生さんたちのグループにメールをした時は、獣医を開業して本当に間もない頃でした。当時、自分が自信を持ってできることがトリミングだけだったんですね。獣医を始めたはいいけれど、あまり自分で手術をしようという感覚、覚悟もまだなかったというか。

なので、ボランティアで手術をすることは、結果的に私自身の技術も磨かれる良い機会になるかもしれないという想いもありました。

最初のうちは手術を頼まれて行って、あとは獣医を開業する直前にトレーナーの資格も取っていたので、しつけのアドバイス等もしていました。

犬も人も「無理はしない」が会のモットー

引用の出典元:tsunayoshi.tokyo

保護犬に関わるボランティアを続けていくとなると、どうしても一頭でも多くの犬を助けたくなるもの。自分たちのキャパシティを超えてまで活動範囲を広げてしまって、結果としてメンバーの負担が増大してしまうケースもよくあることだ。カヤ成犬譲渡の会はどういったバランスを保ちながら10年間も活動を続けてこれたのだろうか。




箱崎さん:カヤ成犬譲渡の会のモットーは「みんなが無理をしないでやれること」です。基本は動物愛護相談センターから引き出す活動です。

レスキューなんかだと、まとめて30頭を持ってきてしまったりして、「さぁどうしましょう」という感じになるじゃないですか?保護犬がぎゅうぎゅう詰めになっていたり。

会としてはそういうのは好ましくないので、犬も人も無理のない範囲でやることにしています。

一時預かりさんのスペースが空いたら次の成犬を引き出しに行きましょう、という風にしています。

動物愛護相談センターの方もカヤ成犬譲渡の会は優良団体だと思ってくださっているみたいで、いい子が入ると代表のところに電話をくれることもあります。

無理をしないので、メンバーとしてはやりやすいですね。

いくら動物病院、ペットサロンとして施設を持っているからといって、全部引き受けてしまうと、うちは営業できなくなってしまいます。そういう風になるとプロとしては関われないと思うんです。

その点、カヤ成犬譲渡の会において、私はまったくストレスもなくやらせてもらっています。

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