夫と愛犬に先立たれ悲しみに潰されかける

引用の出典元:www.thedodo.com

カリフォルニアに住む72歳のメラニーさんは、ここ数年で最愛の夫と愛犬を立て続けに失い、人生で最大の悲しみに打ちのめされていました。

夫に旅立たれたあと、メラニーさんを癒やしてくれていたのは、愛犬のスタッフォードシャーテリアの"ローラ"でした。

しかし、その愛犬も旅立ち、メラニーさんの心にはぽっかりと大きな穴が空いてしまったのです。

ある晩のこと、メラニーさんの元を孫たちが訪れます。そして、抜け殻のようになってしまった祖母の姿を見て、こう言いました。

「おばあちゃんを支えてくれる誰かが必要だと思う。一人っきりで過ごすのは良くないわ」

この一言がメラニーさんの心に生気を吹き込みました。

亡き愛犬への恩返しも込めて老犬を迎える

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2週間後、孫からの親身な言葉を受けて、メラニーさんはカリフォルニア州サクラメントのシェルター『Front Street Animal Shelter』へと出向きました。

メラニーさんはどんな犬を養子に迎えるかを決めていました。自分自身が高齢であることに加え、今は亡きローラが自分を助けてくれたように、今度は自分が一番困っている犬を助けたい、と。

シェルターではどうしても若くて愛らしい犬たちが順番に引き取られていきます。老犬や容姿の整っていない犬は結局誰からも見向きもしてもらえないまま、シェルターが家になっていくのです。

メラニーさんは、シェルター内で一番年老いた犬、誰しもがケージの前を通り過ぎて無視され続けてきた犬を養子に迎えたいことを伝えました。

そして、たとえその犬が病気であっても構わないことも。メラニーさんは、たくさんのお金こそありませんでしたが、小さな犬であれば十分に世話ができる状態です。

病を抱えている12歳の老犬を養子に!

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メラニーさんの希望を確認したシェルターのスタッフは、3匹の小型犬たちが住んでいる犬舎へと案内します。

3匹のうちメラニーさんに興味を持ったのは、数か月前に迷子になっているところを保護された12歳のテリア"ジェイク"でした。

メラニーさんの姿を見ると、まるで「僕を連れて行ってください」とばかりに遠吠えを始めました。メラニーさんの心は、「彼は私と一緒にここを出たいのね」と感じ、養子縁組を希望しました。

スタッフはメラニーさんがジェイクを選んでくれたことを喜びましたが、1つだけジェイクの体調について伝えるべきことがあったのです。

それは、ジェイクは皮膚ガンを患っていることでした。つまり、ジェイクの余命はそう長くないことを意味していました。

老犬の痛みをわかり存分に愛する優しい心

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スタッフたちは常々、最高齢の1匹であるジェイクに誰かが手を差し伸べてくれないだろうか、と望んでいたと言います。

そして今、メラニーさんの胸に抱かれ、スタッフたちの望むことが現実になりました。

メラニーさんとジェイクがシェルターを出る前に撮られた写真からは、2人の喜びが伝わってくるようです。

このとき、ジェイクはまたもや遠吠えしていました。それは、今まで自分を面倒看てくれてきたスタッフたちへの感謝と別れだったのかもしれません。

車でメラニーさんの自宅に到着したジェイクはとても緊張していたものの、わずか5分後にはリラックスしていました。

「ジェイクに今後介護が必要になったとき喜んで面倒を看る」、と語るメラニーさんの笑顔は慈愛に満ちています。

自分自身も老いを感じ、過去に愛犬の世話をしてきたメラニーさんだからこその優しさなのかもしれません。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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