犬の体温調整と肉球の役割

引用の出典元:www.shutterstock.com

近年、殺人的な暑さが続く日本。そんな中、人間は汗をかいて体温を下げますが、犬は舌を出してハアハアと息をすることで体温調整をしています。犬にも熱中症の対策が必要なのは、すでにみなさんもご存知のことかと思います。

犬は汗をかかないと思われがちですが、実は、犬の身体には一ヵ所だけ汗腺があるのです。それは、足の裏にある肉球です。

肉球は角質層が厚くなったもので、その役割は多岐に渡ります。その中の役目のひとつに、熱さから身体を守ることがあげられます。肉球は熱を伝わりにくくするのですが、いくら万能な肉球といえど、熱さに耐えられる限界があるのを知っておきましょう。

熱過ぎるアスファルトの散歩は危険

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夏場の気温が高い日中は、用事で外へ出るにも一瞬躊躇してしまいがちです。人間がそう感じるのであれば、犬にとっても状況は同じです。そのとき、アスファルトの温度は大変なことになっています。

一般的に、散歩に行くのに「かなりの暑さ」を感じるのは、摂氏24度ぐらいからと言われています。散歩に出掛ける前にアスファルトに手で触れてみて、「素足ではとても歩けない熱さ」と感じたら、愛犬を散歩に連れて行くのは止めておきましょう。

アメリカのある調査によると、気温が摂氏25度のとき、アスファルトの温度は摂氏52度近くにもなることが分かりました。気温が摂氏30度であれば、アスファルトの温度は摂氏57度。気温が摂氏31度であれば、アスファルトの温度は摂氏62度近くになるという衝撃の結果です。

これでは犬が肉球を火傷してしまうのも、なんら不思議ではありません。

肉球を火傷しているときの4つのサイン

一見問題がないように見える肉球でも、実は火傷をしていることがあります。肉球を火傷をしている可能性があるときに見られるサインに注意してください。

  • 足を引きずったり、歩くのを嫌がる
  • 肉球が真っ赤になってい、黒ずんでいる
  • 肉球が腫れたり、水膨れになっている
  • しきりに脚先を舐めたり噛んだりしている


散歩から帰った後に上記のようなサインが見られたら、肉球を火傷しているかも知れません。すぐに患部を冷やし、獣医師の指示を仰ぐようにしてください。

肉球を火傷しないために飼い主ができること

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愛犬の肉球を火傷させないために、飼い主ができることはたくさんあります。

  • 散歩に行く前に、手でアスファルトを触ってみる。5秒以上触り続けられない場合は、散歩に相応しい状態ではないと判断する。
  • 早朝や夕方など、涼しい時間帯を選んで散歩に出掛ける
  • なるべく草の上を歩かせるようにする
  • 公園や道が舗装されていない場所へ犬を連れていって散歩させる
  • 愛犬に犬用の靴を履かせて肉球を守る
  • 出来るだけ日陰の場所を歩かせる
  • 肉球をワックスなどを塗って保護するようにする
  • 散歩の代わりに、水遊びなどをさせて運動させる(ただし、水に濡れた肉球は柔らかくなりますので、油断せずにより肉球を保護するように心掛けて下さい)


飼い主は外へ出るさいに靴を履くので、愛犬の足の裏がアスファルトの上でどんなに熱いか忘れがちです。しかし、上に記載した内容はどれも難しいことではありません。飼い主が少し注意するだけで、愛犬の肉球の火傷は100%防ぐことが出来ますので、是非実行したいものですね。

参照:THIS Is What Happens if You Walk Your Dogs on Hot Pavement

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Tsunayoshi オリビア
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