年末に起きた愛犬の盗難事件

引用の出典元:www.youtube.com

2013年の暮れも押し詰まった27日、町全体があわただしく動いている中で犬の盗難事件が起きました。

アメリカ南東部のサウスカロライナ州に住む、エイプリル・モリスさんの愛犬"ニーナ"が、突然自宅からいなくなってしまったのです。

モリスさんは500ドルの報奨金を用意し、急いでチラシを作ります。血眼になって町中を探し回りましたが、ニーナーの姿はどこにも見あたりません。

来る日も来る日もニーナの捜索を続けましたが、見つからないまま無常にも1年以上が経過してしまいました。

骨が浮き出た状態で保護された愛犬

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2015年の4月、同じサウスカロライナ州で違法な『闘鶏』の取り締まりが動物愛護協会によって行われました。現場には、情報通り数多くの闘鶏たちが飼育されていたのですが、なんと闘犬らしき犬まで発見されたのです。

その犬の頭には何か所もの傷跡が残っており、しかも骨が浮き出てガリガリに痩せています。痩せたお腹からは、赤ちゃんに与えるためのお乳が垂れ下がっていました。

しかし、どう見ても闘犬のような身体つきでもなく、攻撃性も一切ありません。どうやらこの犬は闘犬ではなく、闘鶏の戦いの訓練にあてがわれた「噛ませ犬役」をさせられているようでした。

一方的に闘鶏たちに突かれるだけの道具と化したこの犬こそ、ニーナの変わり果てた姿だったのです。

ニーナは鶏のエサしかもらっていなかったようで、発見時にスタッフがドッグフードを与えると、貪るように食べ始めました。

テレビに映った犬を見てわが目を疑う飼い主

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この違法な闘鶏の取り締まりと、保護された犬の様子がテレビで放送されました。それを見ていたモリスさんは、わが目を疑います。

目の前に映し出された犬は、紛れもなくモリスさんの愛犬ニーナだったからです。ニーナの首の後ろには、白い特徴のある斑点がありましたが、それも確認できました。

モリスさんの記憶に残るニーナの姿とはあまりにもかけ離れた状態ではありましたが、間違いなく1年前に行方不明になったニーナでした。

犯人らは逮捕、家族の元に戻ったニーナ

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保護されたニーナの小屋の中には10匹の子犬が丸まっていました。このまま発見されていなければ、きっとこの子たちも闘鶏の噛ませ犬として使われる運命にあったことでしょう。

犬を盗み、違法な闘鶏を行っていた犯人たち27人は、動物虐待を含む容疑で逮捕されています。

無事に保護されたニーナと赤ちゃんたちはモリスさんの家に戻ることができました。1年以上も探し続けていた愛犬を見て、「酷い姿になってしまったけど、生きていてくれただけで本当に幸せです」と語りました。

10匹の赤ちゃんは乳離れが終われば、すでに決まっている里親にもらわれていく予定です。

犬や鶏だけでなく、生き物を使ったギャンブルは世界中に数多く存在していますが、21世紀中にはそれらがなくなることを祈ります。

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