不衛生な飼育状況から270頭の犬たちが保護される

引用の出典元:www.derwesten.de

今年3月にオランダにほど近い、ドイツのWeselという街で衝撃的な数の犬たちが保護されました。

その数、なんと270頭!

ほとんどスキャンダルと言ってもいいような信じられない数字ですが、保護された犬のほとんどは小型のマルチーズたちで、繁殖用として使われていたようです。

270頭の犬を多頭飼いしているのですから、犬たちにとって良い環境であるはずがなく、非常に劣悪な環境での飼育だったということです。

犬たちの毛は自分たちの汚物で汚れ、歯はボロボロになっていました。 

保護された先で、犬達を診断した獣医師はその状況のひどさ「多くの犬たちの目に腫瘍ができており、今後は治療をする必要がある」と語っています。

さらには、年を取った犬たちは繁殖用の犬として長い間虐待されていた可能性を指摘しました。

270 verwahrloste Hunde in Schermbecker Zucht beschlagnahmt

保護された犬の今後は?

引用の出典元:www.derwesten.de

動物愛護先進国とされているドイツでも、実はこのようなニュースは珍しいことではありません。つい先日も劣悪な環境化に置かれていた30頭以上の犬が保護されたばかり。

動物を可愛がる一方で、パピーミルや繁殖用の動物たちがこのようなつらい状況に置かれているペット産業の闇が伺えます。人の心の闇は、万国共通。悲しいことに動物愛護先進国と言われるドイツですら、このような事態は無くなるに至っていません。

こういった背景から、ドイツのアニマルシェルター・ティアハイムから動物たちがいなくなるということがありません。ただ、ドイツと日本のペット事情の決定的な違いは、動物たちの殺処分がないということ。

今回のように保護された動物たちは、ティアハイムないし別のアニマルシェルターに保護され、次の里親を見つけることになります。里親が無事に見つかれば、新しい生活のスタートとなりますし、万が一見つからなかった場合は、ティアハイムで天国に召されるまで暮らすことになります。 

飼育放棄によって愛情を受けることなく育ってきた動物たちにとって、このアニマルシェルターは最後の希望なのだと感じることがあります。

このような幸福予備軍の動物たちを救うためにも、もしペットを飼いたいと思っている方がいらっしゃればシェルターから犬たちを引き取るという選択肢があることをどうか忘れないでください。

あなたのそばで幸福予備軍の犬たちが本当に幸福になる日が来るかもしれません。

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