心の支えだった大好きな飼い主を失う

引用の出典元:www.thedodo.com

アメリカ・ミシガン州、デトロイトのシェルターに、ゴールデンレトリバーミックスが保護されました。10歳になるオス犬の名前は"リオ"。

ゴールデンレトリバーの平均寿命が11~13歳ですから、ミックスといえども紛れもなく高齢です。本来ならこのまま大好きな飼い主と残りの犬生を過ごすはずでした。

しかし、飼い主は高齢犬のリオを残して天国に旅立ってしまったのです。リオを引き取る身内がいなかったのでしょう、リオはシェルターに保護されることになりました。

どんな犬であっても、シェルターでの生活に馴染むのは苦労するかもしれませんが、深い悲しみで心を閉ざしてしまったリオはシェルター職員とも目を合わさず、食事を摂ることさえできませんでした。

うつ病を発症し壁を見続ける日々

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リオは、職員から名前を呼ばれても反応せず触られることを拒否します。日に日に生気を失っていったリオは、うつ病を発症してしまいます。

リオが壁に頭を付け、うなだれる姿はあまりにも切なく、いつしか「デトロイトでもっとも悲しい犬」と呼ばれるようになっていました。

リオの状態を知った動物保護団体の男性、ライアンさんは、「シェルターに居続けても、リオは決して元には戻らない。再び正常な心を取り戻してあげたい」と、シェルターから引き出しました。

人の目を見つめ笑顔を取り戻す

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ライアンさんは、リオにもっとも良い状態を作るためにリオ専用の特別な部屋を作りました。一日中リオと過ごしていくうちに、少しずつ心を開き始めていきます。

ライアンさんの妻タシアさんも、リオの閉ざされて冷えた心を温め続けます。少しずつリラックスすることを覚えたリオは、尻尾を振るようにもなりました。

そしてついに、誰とも目を合わせることを拒否していたリオは、自らライアンさんの目を見つめ、笑顔を取り戻すことができたたのです。

今では膝の上で甘えることもできるようになり、3人で森の散策を楽しむのが日課になりました。

犬の感受性を理解することが大事

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ライアンさんは、「犬の感受性を多くの人が理解していません。犬は人間と同じように、自分の周りで起こっているすべての出来事を感知しているんです」と語りました。

そして、あれほど落ち込んでいたリオがこのような大きな進歩を見せたことについて、「リオは人との生活を必要としていただけです」と自らの信念を述べています。

今後は、リオのペースに合わせて完全回復を目指すそうです。あれほどまでにうつ状態になっていた犬も、人の温かさに触れることで立ち直っていく姿は、とても胸を熱くします。

最愛の飼い主を失った心の傷が1日も早く癒え、最高の老後を過ごしてほしいですね。

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