遺伝性疾患を抱えて生れてきたミックス犬

引用の出典元:www.facebook.com

2013年7月生まれのこのワンコは、ピニチュア・ピンシャーとチワワのミックス犬でアルビノ種です。小さな体とブルーの目を持つ赤ちゃんでしたが、生まれつきの遺伝性疾患を抱えていました。いとこのワンコも同じ疾患を持っています。

どうやらブリーダーによる近親交配や品種改良などが原因のようです。"タッカー"と名付けられたこのワンコは、アメリカの財団"MPS ARMY"によって救済され、現在はロサンゼルスに住む女性と素敵な毎日を送っています。

アメリカでは犬の遺伝子疾患を根絶するための活動が行われています。日本でも『NPO法人 日本動物遺伝病ネットワーク』や子犬を販売する大手企業などによって研究や情報提供が行われています。

元気いっぱいの姿が愛おしい

ピニチュア・ピンシャーとチワワのミックス犬を引き取った女性は、毎日のようにインスタグラムに愛犬"タッカー君"の写真や動画をアップしています。飼い主さんに愛されて幸せそうな彼の表情を見てみましょう!

温かい日差しを浴びて芝生の上を元気に歩くタッカー。


Good morning! ?? For the new people (we've gotten a lot lately ??) this is how I get around! ????

Tuckerさん(@tuckerwearsgoggles)が投稿した動画 -




アルビノなので紫外線から目を守るゴーグルを装着。


Friday chillin' ?? #happyfriday

Tuckerさん(@tuckerwearsgoggles)が投稿した写真 -



ご飯も上手に食べられます。






飼い主さんの枕の上で甘えるタッカー


My favorite pillow for him to use ??????

Tuckerさん(@tuckerwearsgoggles)が投稿した写真 -




どの写真を見ても、飼い主さんがタッカーを心から愛しているエネルギーが伝わって来ますね!

タッカーは『 MPS VI=ムコ多糖症VI型』という疾患を抱えていて、精神の発達障害や骨の形成不全が見られます。そのため顔が変形し前足が内側に向いているのです。

確かに健常な犬と比べれば、速く走ることもできませんし、容姿も違います。もしかしたら長く生きることは難しいかもしれません。

それでも、こんなに可愛い笑顔を投げかけてくれるタッカーを見て、「可愛くない」と言える人はいるでしょうか。

"MPS ARMY"財団のイベントで同じ病気のワンコと遊ぶタッカー。


What's up, cuz? ???????? @what_is_horus @mps.army

Tuckerさん(@tuckerwearsgoggles)が投稿した動画 -




飼い主さんだけでなく、タッカーの笑顔を見た人はみんなメロメロになってしまうのです。

姿かたちの可愛さを求める心にブレーキを!




たまたまタッカーは素敵な女性に出会うことができて幸せな毎日を過ごせていますが、障がいを抱えている犬は売り物にならないという理由で、繁殖の段階で殺処分されるのが一般的です。

また、遺伝性疾患は飼い主の家族になってから発覚することがあるので、私たちには何ともしようがないのが現状です。

『小さくて可愛いワンコがほしい人が買い手市場に多い→それに合わせて無茶な交配をする→可愛いから買う→さらに無茶な繁殖を行う』

このような構図をどこかで断ち切らない限り、遺伝性疾患を抱えて生れてくるワンコたちを根絶することは難しいでしょう。

もちろん、タッカーには「生れてきて良かったね」と言ってあげるべきですが、障がいの原因を人間の欲が作っていることだけは忘れてはいけないと思います。

それでなくても小型犬の人気が高い日本では、世界的に見ても遺伝子疾患を抱えた犬が多いと言います。ブリーダーさんのモラルや知識の向上もなされているのですが、私たち犬を飼育する側が見た目の可愛さを求めることをセーブするほうが早いのではないかと思うのです。

どんな姿かたちであっても私たちに幸せを感じさせてくれるタッカーから学ぶべきことは、私たち人間が犬に対する欲求にブレーキをかけることなのかもしれません。

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Tsunayoshi ひまわり
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