ホームレスの愛犬を守る獣医師の卵

引用の出典元:www.facebook.com

イギリスでは、ホームレスになってしまった人々の多くが愛犬と一緒に暮らしていると言います。

何らかの事情により家を失ってしまった人の不安や絶望感はどれだけのものでしょうか。

彼らはホームレスになったからと言って、犬を愛する気持ちを失ってしまった訳ではありません。

逆に、辛い環境下で癒し的存在でもある愛犬を思う気持ちは、私たちの想像以上に深いものがあるでしょう。

しかし、実質的な収入を失った彼らには、治療費を捻出することは難しいのが現実です。

そこで立ち上げられたプロジェクトは、非営利団体の診療所を開設するというもの。

診療所『The Trusty Paws Clinic』では、獣医師を目指す学生によってホームレスの愛犬を無料で治療などを行います。

待ち望まれていたプロジェクト

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この病院は、4年生の学生によって運営されており、イギリス・スコットランド南西部のグラスゴーとロンドンに診察所を構えています。

ホームレスの愛犬に予防接種やノミなどの治療を行い、マイクロチップの装着や犬の飼育に必要なグッズの提供もあります。

犬だけでなくホームレスの人々に食べ物や衣類、寝具の提供をするという、まさにホームレスと愛犬思いの診療所なのです。

グラスコーでは、こうしたプロジェクトが切望されていました。犬を持つホームレスの人々への行政支援はほとんどないからです。

さらには、ロンドンで暮らすホームレスの多くは犬と一緒に暮らしており、両者へのケアは大きな問題でもありました。

人と犬との信頼関係を目の当たりに

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診療所では資格を持った獣医師監修の元、獣医師を目指す学生たちが診察を行います。ホームレスの人々からは、安心して愛犬を診てもらえる、と評判も上々です。

学生たちにとっても、実際に様々な犬を診察することから得られるメリットは計り知れません。

学生たちは、診察のときにホームレスの人々が愛犬に寄せる愛情の深さを目の当たりにすると言います。

技術を習得することもメリットですが、人と犬の信頼関係がどれほどに深いものなのか、といった目に見えない部分を肌で感じ取れることが最大のメリットかもしれません。

すべての存在は優しい気持ちで繋がっている

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診療所の家賃や医薬品、備品、犬の首輪からフードなど、継続的に安定稼働させるには相応の運営費がかかります。

非営利の診療所は2014年からスタートしていますが、運営費はすべて寄付金だそうです。

寄付金だけでまかなわれているということは、個人も含め企業からもかなりの金額が寄せられているのでしょう。

診療所のHP には、私たちにも馴染み深いプレミアムドッグフード会社の『ROYAL CANIN(ロイヤルカナン)』などがスポンサーとして記載されていました。


■Amazonのウィッシュリストを通して送られた赤いコート

もちろん必要なのは寄付金だけではありません。このプロジェクトは多くの人の理解や協力などがあってこそ成り立つものです。

診療所の地域の人々の理解、獣医師の協力、獣医学部の学生の意欲、寄付をする人々の思いやり、そして、診療を受けさせるホームレスの愛犬への愛。

この中のどの存在が欠けても、こうした素晴らしいプロジェクトは円滑に進まないのです。その根幹は、人々が命を大切に思う気持ちで繋がっています。

こうしたイギリスの素敵な取り組みが世界中に伝播すると嬉しいですね!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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