命を落としかねないほどの肥満ぶり

引用の出典元:www.thesun.co.uk

スコットランドSPCA(動物虐待防止協会)に「あまりにも太っている犬が飼育されている」と、1本の通報が入ります。

スタッフが飼い主宅を訪れ事情を聞くと、「夫のためにクリスマスプレゼントとしてこの犬を買った」と、60歳の女性は言いました。

部屋にはコーギーのミックス犬"タイコ(Tyko)"が横たわっていましたが、巨漢と化したオス犬は呼吸困難状態に陥っており、たった数歩しか歩くことができませんでした。

可愛がり方を勘違いしていた飼い主は、タイコがほしがるものすべてを食べさせていたようです。

明らかに犬の健康や命を削るほどに太ったタイコは、その場で保護されていきました。

アザラシのような悲しい姿

保護されたタイコを目の前にした獣医のベッツさんの口かはら、思わず「これはひどい。まるでアザラシのようじゃないか」と悲嘆の声が漏れました。

胴長短足で太りやすい体質が特徴のコーギーのミックスとは言え、いくらなんでもタイコは太り過ぎでした。本来、コーギーの体重は10kgほど。

しかし、タイコの体重は標準体重の約5倍にもなる49kgもあったのです。さらに、タイコには甲状腺疾患があり、本来であれば飼い主が治療をすべき状態でした。

コーギーはもともと牧畜犬として胴長短足に改良されてきた犬種なので、椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。

ここまで太らされたタイコの椎間板にはかなりの負担がありましたが、ラッキーなことに椎間板ヘルニアにはかかっていませんでした。

しかし、運動量を多く必要とするコーギーの血が入っているタイコは、肥満が原因でさらなる悪循環に陥っていたのです。

飼い主の行為は「優しい殺人」と非難

引用の出典元:pixabay.com

飼い主としてはタイコを虐待しているという自覚はなかったと言います。しかし、SPCAから起訴された飼い主は、誤った飼い方だったことや呼吸器系疾患の治療を受けさせなかったことを認めました。

そして、裁判所からはペットを飼うことを禁じる判決が言い渡され、このニュースを知った人々からは、運動不足と過度な食事を与え続けた行為は「優しい殺人」だ、と多くの非難を浴びせられました。

ダイエットに成功し里親を待つ

引用の出典元:www.thesun.co.uk

保護されたタイコには、甲状腺疾患の治療や根気強いダイエット療法が施されます。

その結果、実に37kgのダイエットに成功し、標準体重の12kgにまで戻すことができました。

タイコは牧畜犬の血が入っているだけあって、ボールを追いかけて遊ぶのが大好きです。ただし、モッテコイ!にはまるっきり興味がないそうですよ。

SPCAのマネージャーは、タイコの新しい飼い主にふさわしいのは、犬や猫を飼っておらず大人だけの家庭が望ましいと語っています。

そして、タイコが2度と肥満にならないよう、しっかりと運動量を確保してくれるような里親さんを探しています。

コーギーやビーグル、ダックスフンドといった牧畜犬や狩猟犬は元来、走り回ることが仕事だったこともあり、太りやすい犬種と言われています。

他の犬種もそうですが、特にこうした犬種を飼育している場合は適度な運動を心がけ、食べ物で甘やかすことだけは避けたいですね。

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