犬の散歩は草原を駆けっこ!けど…その場所、本当に安全?



大きな農場が乱立する海外では、犬の散歩にピッタリな原っぱが沢山。自宅から犬を車に乗せて見晴らしの良い草原や農業跡地に連れて行き、好きなだけ愛犬を走らせてあげる飼い主さんは多いもの。

しかし、一見なんともない野原であっても、犬を死に至らしてしまう可能性が潜んでいるといいます。

イギリスでは農業地で散歩をしていた犬の体調が急変。突発的な不審死を遂げたその犬の胃の中には何やら青い物体が。

また、そのエリアでは3頭ものゴールデンレトリバーが同じような症状で亡くなっていて、犬たちの不審死の原因が問われていました。

ナメクジ駆除剤・スラグペレットとは?

引用の出典元:www.telegraph.co.uk

亡くなった犬たちの胃の中には消化しきれずに残った青い物体。これはナメクジやカタツムリを駆除する錠剤・スラグペレットというもの。

口にするとメタアルデヒド中毒になって人間にも非常に危険な害虫駆除の薬です。

小ぶりのエスプレッソカップ半分の量(80gほど)でも、大型犬が死んでしまうくらいの威力を持った危ない錠剤。

レタス農家などではスラグペレットを広範囲に散布することから、その周辺の草原や公道などにも薬が蔓延。

それを口にすると1~4時間で毒が体にまわり、ケイレン・よだれ・過呼吸などが始まります。

メタアルデヒド中毒になるとただちに胃の中の残留物を取り除いて胃洗浄を行う必要があり、愛犬の異変にどれだけ早く気づいて病院に連れていけるかが生死を分ける重要なポイント。

使う側・犬の飼い主が注意をしたいこと

引用の出典元:www.snufflelodge.org.uk

安くて効果てきめんなナメクジ駆除剤。スラグペレットではなくても、日本でも似たような商品が売られています。

庭のナメクジやカタツムリが苦手でお手軽な駆除剤をうっかり散布する前に、原っぱや農場に近い場所を散歩する際には、犬が口にすると危険な害虫駆除剤があることを頭に入れておきましょう。

散布する側は他の動物や飼い主さんに警告表示をしたり、飼い主さんはできる限り安全な散歩場所を把握しておく必要があります。

たまたま飛んできた駆除剤が体に入ってしまうこともあるので、やはり犬の毎日の体調の変化に敏感なっておくことが重要。

どこにこのような危険が潜んでいるか分からないからこそ、動物の口に入ると死に至る危険な害虫駆除剤の存在を、まずは知ることが大事なのです。

ナメクジは塩で退治!便利な物ほど要注意

家にナメクジが沢山出て来たら、手軽に使える駆除剤を使う前に今一度その危険性を考えてみましょう。

飼っている愛犬はもちろん、小さなお子さんがいる家では彼らの口に入る可能性も高いため使わない方が無難かも。

ナメクジが出てきた時には、まずは一番安全な塩を使って退治してみてくださいね!

参照:Poisonous pellets: the slug and snail plague is lethal for dogs

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事についたタグ

この記事を書いたライター

Tsunayoshi cba-kyoto
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード