動物愛護を真剣に考えざるを得ない映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』

引用の出典元:www.whitegod.net

カンヌ国際映画祭にて、ハンガリーからの出品作が思いがけない衝撃を呼んだ。主人公は可愛らしい少女と、 “人類最愛の友”たる一匹の犬。

心温まるメルヘンを予感させたその映画は、中盤以降に想像を絶する展開を見せ、 会場に居並ぶ世界各国のジャーナリストたちのド肝を抜いたのだ。

出典:映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』オフィシャルサイト | INTRODUCTION |

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』は、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で、グランプリのパルムドッグ賞をW受賞したハンガリーの作品です。

2015年3月、アメリカの初公開に続き、日本では同年11月に公開され、現代社会における犬の殺処分について誰もが考えざるを得ない衝撃を与えました。

映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』のあらすじ

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とある町で、雑種犬に対して重税をかける法律が制定される。ハーゲンという犬をかわいがっていた13歳の少女リリ(ジョーフィア・プソッタ)だが、父親にハーゲンを捨てられてしまう。

突如として飼い主と引き離された悲しみを抱えたままさまようハーゲンと、その行方を必死になって追い掛けるリリ。やがてハーゲンは、人間に裏切られ、虐げられた果てに、保護施設に放り込まれた犬たちと出会う。

その姿を目にして憤怒に駆られ、施設から犬を引き連れて人間への反乱を起こすハーゲンだが……。

出典:映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』 - シネマトゥデイ

愛犬が他者の権力によって突然いなくなってしまった時の少女リリの気持ちを考えると、私も経験があるだけに涙が出てきます。

犬にも心がある!犬にも生きる権利がある!犬にも犬生がある!と250匹の犬達が反乱をおこす姿は、『猿の惑星』を彷彿させます。

この『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』に登場する犬達は、実際に保護施設から集められた保護犬です。

250匹もの保護犬達が活躍する裏にはドッグ・トレーナーが!

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動物コーディネーター/テクニカルアドバイザー テレサ・アン・ミラー

父のアシスタントを務めながら22年間さまざまな作品に関わる。ハリウッドのほか、ヨーロッパでの仕事も多く、1994年から現在も続く大ヒットドラマシリーズ「REX」では、刑事犬レックスの活躍を描き、オーストリア、イタリアで爆発的に人気を博す。この功績が制作会社の目に留まり、本作でドッグ・トレーナーを務めることとなった。

出典:映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」を観て動物保護活動をサポートしよう!

ちなみに『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』の1シーンにもある、250匹もの保護犬達がまるで軍隊のように統率され、ブダペストの市街地を疾走するシーンはCGではなく、リアル映像だというから驚きです。

ドッグトレーナーのテレサ・アン・ミラーさんのスキルがあってこその作品です。(彼女の父は動物コーディネーターとして『ベイブ都会へ行く』など多くの犬作品の裏方として活躍したカール・ルイス・ミラー氏。)

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』に出演した保護犬、その後は!?

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すべての犬たちが新しい家族のもとへ

出演した犬たちはほぼ保護施設から集められた。撮影後、施設に帰すのを不憫に思った監督たちが里子を募ると、 「映画に出たスター犬を飼いたい!」と話題になり、すべての犬たちが無事に新しい家族のもとに引き取られていった。

出典:映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』オフィシャルサイト | INTRODUCTION |

日本だけでなく、全世界的に保護犬の問題は尽きることがありません。映画の力が働くとこんなにも簡単に引き取りたいという気持ちになるんですね。

一度は人間に飼われ、そして何らかの理由や都合で保護されていく犬達。その数は年々減ってはいるものの、決して「0」にはならないのが現実です。

犬を飼ったら生涯を共に過ごし最期の一瞬まで愛情を与え続けたいですね。映画に出て頑張った犬達、新しい家族ができて良かったね!


動物愛護・保護犬に私たちができること


今社会問題になりつつある捨て犬や殺処分の問題、目を覆いたくなるような現実がそこにはあります。

出典:映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」を観て動物保護活動をサポートしよう!

平成26年の犬の殺処分数は21,593頭です。(環境省調べ)平成20年から比べると約1/4に減ってはいますが、何万頭もの犬達が殺処分されている事実から目をそむけることはできません。

この映画を日本で配給した映画会社シンカは、映画をきっかけにして保護犬の殺処分に問題意識を高めてほしいと言います。

動物愛護の一環として保護施設から犬を個人的に引き取ることは、最も身近にできることの一つです。

今から犬を飼おう!と思っている方やすでに多頭飼いしている方、ご自分の年齢が高く犬の寿命を考えると飼えない、と悩んでいる方は、ぜひ保護犬を検討してほしいなと思います。

しかし多数の犬の命を守るためには、団体の力なくしてはとても間に合いません。ところが保護団体に現実問題として突きつけられるのは、引き取り飼育するための資金不足です。

私たちは寄付を通して動物保護や保護犬に貢献することもできます。

今回の配給会社シンカは、私たちがネットから映画のチケットを購入した代金の一部を、動物保護団体に寄付を行いました。

寄付先は『公益社団法人のアニマル・ドネーション』という動物のためのオンライン寄付サイトです。2015年に内閣総理大臣から公益社団法人として認定されています。

一般ではなく公益になると、寄付をした個人や団体には優遇措置があります。


皆様からいただいた寄付は、アニドネを経由することにより、寄付金控除等の税制優遇措置の対象となります。

出典:キモチをカタチに。AnimalDonation Activity Blog » 「公益社団法人」として認定されました!

犬だけでなく、動物全般のシェルター的存在の団体に寄付をすることができます。すでに集まった寄付金の総額は個人・団体含めて51,000,000円を超えています。

大好きな犬達がもっともっと幸せな犬生を送れる世の中にしたい!そんな想いを実現するために、今私たちができる小さな一歩を踏み出してみませんか?

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協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo