若年層は犬食文化を嫌う傾向に

引用の出典元:jp.reuters.com

日本でも過去には犬食文化がありましたが、韓国では今でも犬を食べる人たちが根強く残っています。犬肉は韓国の首都ソウルでも販売されており、飲食店では犬鍋のメニューも提供されています。

犬肉を食べると滋養強壮や夏バテに良いとして食べる人もいますが、その多くは高齢層で若い世代は犬肉を食べることを嫌っています。

こうした犬肉は、いわゆる「犬飼育農場」で育てられていますが、驚くことにその数は韓国全土で1万7,000ヵ所もあるのです。

アメリカの動物愛護団体『ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)』は、こうした韓国の犬食文化を批判し、犬飼育農場の閉鎖や犬の保護に力を入れています。

HISは2015年から韓国の犬飼育農場に対して転業を促し、これまでに6ヵ所の閉鎖を支援してきました。

犬飼育農場で食用として暮らす200匹の犬を救出

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2017年1月10日、HISは再び韓国から犬たち200匹を救出しました。彼らが救助に向かった犬飼育農場は、ソウルから東南に電車で約1時間半ほど入った山あいのまち「原州(ウォンジュ)」です。

絶景を抱える原州の人口は約33万人。決して文明に取り残された地ではなく、医療機器産業のシリコンバレーを目指している地方都市。それに似つかわしくない、犬飼育農場が存在していることに驚かされます。

スタッフたちは、まずは10匹の犬を保護しアメリカに空輸しました。一度にすべての犬を保護できない理由は、空輸可能な数が限られているためです。


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犬たちの飼育状況は最悪で、糞尿の掃除をしなくても良いようにということなのか、犬が暮らす足元は立っているだけでも辛そうな金網でした。

さらに、与えられる食料は必要最低限の分量だけ。この飼育方法は、食肉の代表格である養鶏場とまさに同じ光景です。

犬たちの種類も様々で、ミックス、ビーグル、ハスキー、マスティフ系など、私たちがペットとして一緒に暮らしている犬種ばかり。中にはまだ数ヶ月程度と思われる子犬もいました。


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アメリカに到着した犬たちは、ペンシルベニア州ピッツバーグの保護施設に保護され、順に里親を探すとのこと。

犬らしく思い切り走ったり、オモチャで遊んだりしたことすらない200匹もの犬。飼い主に可愛がられて、幸せに暮らしてほしいですね。

ようやく韓国でも犬食を規制する動きが

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HSIの地道な活動や世界からの批判を受け、少しずつ韓国の犬食文化も変化を見せています。

1988年のソウルオリンピックが開催された際には、ソウルから犬肉を提供する飲食店が裏通りに移転しました。しかし、そのまま犬食文化が消えることはありませんでした。

2002年のサッカーワールドカップが開催された際には、FIFAが犬食文化を排除するよう申し入れたものの、政府側は拒否したのです。

HSIとしては、2018年に冬季オリンピックが開催されるのを機に、食肉用の犬飼育が禁止されることを韓国政府に期待していると言います。

また、次期大統領として有望視される人物・李在明(イ・ジェミョン)氏は、市場で大規模な犬肉コーナーを撤去するよう考えを示しています。

食文化や生活スタイルそのものが大きく変化している現代において、わざわざ犬を食するのは何とも野蛮だと言われても仕方のないこと。

愛犬家としては、世代交代によってこうした犬食文化が衰退することを強く願います。

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Tsunayoshi ひまわり
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