介助犬はホテルから行方不明に

引用の出典元:discoveryinnsaltlakecity.com

介助犬の飼い主であるクリス・ギャリハーさんは、アフガニスタンでの任務を含め、7年以上も軍曹として兵役に就いていました。

その影響もあり、日常の市民生活に戻ることが困難な状態に陥っていたため、介助犬と暮らしています。

介助犬が行方不明になったのは、アメリカのユタ州のミッドヴェールにある、ディスカバリー・インというホテルでした。

ギャリハーさんは、カリフォルニア州のキャンプペンドルトン海兵隊基地で行われた退役セレモニーに出席し、ワシントン州の自宅に帰る途中で、このホテルに宿泊していました。

ギャリハーさんは、慣れないセレモニーでも自分を助けてくれた介助犬の緊張を癒すべく、部屋で遊んでいました。

その後、たまたまギャリハーさんが部屋のドアを開けた瞬間、介助犬の「レイダー」が外に飛び出してしまったのです。泊まっていた部屋は1階部分で、人も犬もすぐに外に出られる環境でした。

意外なところで介助犬が発見される!

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ギャリハーさんは、誤って外に飛び出してしまった介助犬のレイダーを一晩中捜し続けました。真っ暗なこともあり、なかなか見つけることができず気が付けば朝になっていました。

最愛のレイダーを失ってしまった喪失感と自責の念にかられ、ギャリハーさんはとても気持ちが乱れた状態に陥っていました。

その時、介助犬発見の一報が入ります!獣医のアリス・カーネットさんからでした。獣医によると、動物病院の一階に介助犬と思われる犬が迷い込んでいるのを発見したそうです。

介助犬には鑑札が付いていたため、鑑札の情報を元に飼い主の連絡先を知ることができたのです。獣医はギャリハーさんに、介助犬を保護していることを電話で伝えました。

皮肉なことに、彼が一晩中犬を探している間、この動物病院の周辺を何度も通ったにもかかわらず、この病院を訪ねることはなかったのです。

宿泊先のホテルから近い場所で発見されたので、ギャリハーさんは5分程度で保護されている動物病院に到着できました。

飼い主と介助犬が涙の再会!

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介助犬が保護されていた「ユタ動物病院」で、ギャリハーさんは感動の再会を果たすことができました。無事でいてくれた介助犬を抱きしめた時、彼はどれだけ安心したことでしょう。

日常の市民生活に戻ることが困難な状態のギャリハーさんにとって、レイダーは掛けがえのない家族です。介助犬として助けてもらう道具ではないのです。

「どこへ行ってたんだ?お前がいないと不安で不安で・・・。」と何度もレイダーを抱きしめます。レイダーは元気にしっぽを振ってギャリハーさんの腕に飛び込みました。

ギャリハーはリポーターに、当時の様子をこう語っています。

「自分が暗い洞窟の中にいて、二度と光を見ることはないという気持ちになっていた時にレイダーと出会いました。彼は私にとって小さな希望の光なんです。

レイダーが横にいてくれると、自信が湧いてくるし、強くなれる。海兵隊軍曹だった、かつての自分に戻ったような気持ちになれるんです。

レイダーが見えなくなった時はパニックになり、どうしたらいいか分からなくなりました・・・。取り乱して・・・。ただレイダーに帰ってきてほしいと願うだけでした。」

涙をこらえながら、そう語るギャリハーさんの想いに胸が詰まります。

ペットの行方不明に備えて

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ラッキーなことに、介助犬のレイダーは犬を知り尽くしている動物病院に迷い込んだため、安全に保護され、鑑札の情報から飼い主にすぐに連絡をしてもらえました。

獣医のアリス・カーネットは、ペットが行方不明になった際に早く発見できるように、鑑札やマイクロチップ等、あらゆる手段を講じるようペットの飼い主に呼びかけています。

確かに私自身も、犬の首輪に鑑札を付けずに散歩しています。外で出会う犬たちも、鑑札を付けて散歩していないようです。うちの子は大丈夫、そんな気持ちを改めなければいけないと、痛切に感じています。

環境省の情報によると、犬猫でマイクロチップを装着しているのは、全体のたったの7.8パーセントとのこと。現在は、マイクロチップの装着は特定動物のみ義務づけられています。

「マイクロチップは痛いのでは?」とか、「健康に悪そう」などといったイメージを受けますが、震災時のペットの行方不明の状況を見るにつけ、大切な家族を守るために必要な備えなのかもしれません。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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