虐待は悪質な保護シェルター内で行われた

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保護シェルターといえば、様々な辛さを背負った犬たちが、ようやくたどりつける避難場所です。しかし、ルーマニアの保護シェルターは、その真逆の場所と化していました。

ルーマニアの首都、ブカレストの路上をうろついていた1匹の犬が保護されますが、それがこの犬の運命をさらに辛い方向へと引っ張っていくきっかけになってしまったのです。

保護されたのは、メスの「ニム」。悪質なシェルターの職員によって心身への虐待が行われ、ニムの両目はえぐり取られてしまいました。

まさか!と言いたくなるような非道極まりない行為に、人間の持つ性悪さを見た思いです。

イギリスの救助団体に保護される

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その後、悪質シェルターで虐待が行われていることが発覚し、愛犬家の手配によってイギリスの「Blind Dog Rescue」という犬の救助活動を行う団体に保護されます。

ルーマニアから3,000キロも離れたイギリスまで来ればもう安心です。しかし、虐待による心身へのダメージは大きく、ブルブルと震え立っていることもできないほど衰弱していました。

ニムを救った愛犬家で看護師のポーターさんや団体の職員が声をかけただけで、ニムはおもらしをしてしまうほど人間に恐怖心を持っていたのです。

ポーターさんはニムの里親として、彼女の壊れてしまった心と身体に、たくさんの愛情を与えようと固く決意します。

心を開きだした盲目犬ニム

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ポーターさんはニムの他にも盲目の数匹の犬と一緒に暮らしているので、盲目の犬が安全に動けるように絶えず声かけをして安心させる術を持っています。

しかし、人間からの虐待によってトラウマを抱えてしまったニムは、目が見えないというハンデも相まって、ポーターさんの声に耳を傾けるようになるまでには、6週間もかかりました。

ニムの気持ちになって考えてみれば、「この人、ワタシに優しい声をかけて撫でてくれる。決して怖いことをしてこない人なんだ。」と、理解するところからのスタートだったはずです。6週間でも早かったぐらいかもしれません。

ポーターさんの愛情に応えるかのように、徐々に恐怖心がなくなり心を開きだしたニム。今ではポーターさんに抱っこされるのが大のお気に入りです。お散歩のときはポーターさんの声を頼りに、上手に歩けるようになりました。

愛された以上に人々を癒す存在に!

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ニムは、ポーターさんや先住犬たちとの暮らしの中で完全に人間を信頼できるようになり、現在はセラピー犬として人々を癒す活動をしています。

セラピー会が催された会場で、ニムは大人気です。病気を抱えたお年寄りたちの膝の上に座り、笑顔を取り戻させます。子どもたちにも取り囲まれて、ニム自身も癒されていることでしょう。

私たち人間は、愛された以上に人間を癒してくれるニムの姿から見習うべきものが多々ありますね!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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