飼い主の棺が乗った車を懸命に追いかけた愛犬



マレーシアのある村に暮らしていた高齢の女性が亡くなり、友人や親族は最後のお別れを告げるためにが集まっていました。

故人の自宅でしめやかに葬儀が行われましたが、親族たちは、まさか女性の愛犬のボビーも別れを告げたいかどうかなど、知る由もありませんでした。

日本でいうところの霊柩車に故人の棺を入れて埋葬地まで車を走らせます。道中、彼女の孫のレオンさんやひ孫さんたちが思い出に浸っていたところ、ふと車の外に何かの気配を感じました。

そこには、懸命に飼い主の乗った霊柩車を追いかけて来るボビーの姿があったのです。

ボビーには何が起きているのか分かっていた

引用の出典元:www.thedodo.com

親族たち全員が言葉を失い、ボビーも一緒に見送りたかったのだと気がつきました。しかし、参列者の車もあった中で、なぜボビーがこの車に故人の棺が乗っていることを察知できたのか、誰にもわかりませんでした。

ボビーの飼い主への想いは、すべてを見通せるほど強いものだったのでしょう。埋葬する墓地に到着すると、ボビーは故人が埋葬される大きな穴の横に横たわり、決して動こうとはしません。

しかし、万が一この穴に落ちてしまってはいけないと、親族たちが「ボビー、こっちにおいで」と呼んで一度は穴の横から離したのですが、すぐに元の場所に戻ってしまうのです。

同じ場所に戻ったボビーは、前足で土をボリボリとひとかきし、再びお腹を地面につけて伏せました。

ボビーには分かっていたのです。この穴に、大好きだった飼い主さんの棺が安置されることを。

犬の忠誠心に感動し思わずすすり泣きも

引用の出典元:www.thedodo.com

いくら呼んでも墓地から離れない愛犬ボビーと親族、参列者が見守る中、静かに穴の中に棺が降ろされていきます。

レオンさんも参列者もみな、こんなにもボビーが飼い主を想っていたことに驚き、じっと事の成り行きを見守る犬の姿に涙を隠せませんでした。

ボビーは、棺に土がかけられていくのを落胆したような表情で見続けていたそうです。きっと飼い主が2度と自分の前に現れることはない、と理解してお別れを告げていたのでしょう。

ボビーにはお別れの言葉が届いていた

引用の出典元:www.thedodo.com

ボビーは誰から教わることもなく飼い主が乗せられた車を察知し、埋葬されることまで理解していました。愛情深く育てていた飼い主は、ボビーが悲しまないように最期まで導いてくれたのかもしれません。

きっと、ボビーの耳には飼い主からのお別れの言葉が聞こえていたのでしょう。

ボビーがひとりで悲しまないよう、幸いにも故人の親族が引き取り大切に育てているということです。

犬はいつも飼い主を無償で愛し続け、忠誠心を持つ大切なパートナーだと再認識させてくれる物語でした。

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