孤独と不安を抱えて逃げる超大型犬

引用の出典元:www.youtube.com

アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルス西部に位置するサンタモニカは、世界各地から観光に来るほど人気の観光地です。訪れた人も多いのではないでしょうか。

2016年7月25日、ケガをした超大型犬がサンタモニカ郊外の川底に座っているところを、観光客によって発見されました。

観光客からの緊急連絡を受けた『Hope For Paws』の代表は、女性スタッフのリサを連れて現場へと急行します。

マスティフとみられる超大型犬は負傷しているにもかかわらず、代表の姿を見るや否や海の方向へと逃げて行ってしまいます。代表に続いてリサも川底に降り、2人が壁となって助ける作戦に。

こんな超大型犬がいったいなぜここにいるのか、どの程度のケガなのか、まさか虐待のあげく川に投げ落とされたのか?

すべてがわからないままに、逃げていく犬の姿を追いかけていきます。

超大型犬・マスティフが襲ってきた!?

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川のすぐ先には太平洋が待ち受けています。もう日も暮れかかり、犬の姿を見失う前に早く助けなければいけません。

「おいで!そっちは海だぞ!待て待て待て!」そう代表が大きな声で呼び戻したときです。

突然、マスティフは踵を返し、川全体に響き渡るような大きな声で威嚇しながら、スタッフめがけて疾走してきました!

代表は手に持っていた捕獲用リードを素早く犬の首にかけようとします。しかし、スピードの速さに首ではなくマズルにガッチリとかかってしまいました。

「ごめんよ、ごめんよ!ステイ、ステイ、大丈夫だ!リサ、急げ!」と代表の緊迫した声が響きます。リサはもう一つの捕獲用リードをマスティフの首にかけることに成功。

2人は、興奮したマスティフに必死に話しかけ落ち着かせようとします。ところが、しばらくするとマスティフはじっとスタッフの顔を見つめ、抵抗する様子はまったくありませんでした。

ケガの状態を確認すると、左前足の足首辺りが大きく腫れていますが出血はしておらず、スタッフは少しだけ安心します。

善意の心が一致団結して無事に保護!

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川にかかる橋の上からは、どうやってこの超大型犬を川底から上に移動させるのか、通報した観光客のメーガンさん始め、通行人たち全員がかたずをのんで様子を見守っていました。

優に体重60キロは超えているマスティフを抱えて昇るのはあまりにも重く危険です。すると、橋の上で見ていた人の誰かが消防署に連絡を入れ、消防車が駆け付けてくれたのです。

消防署員たちは犬を入れるための大きなケージを手際良くロープで括り、川底まで降ろしてくれました。

スタッフは準備を整えている最中に、それまでオス犬だと思っていたのは間違いで、女の子だと気が付きます。確かに、大型犬は女の子らしい赤い首輪をしてました。

「もう大丈夫だよ!安心して」と、代表は大型犬にキスをプレゼントします。

安心感と猛ダッシュしたせいで、彼女はもう精も根も尽き果てており、歩く体力は残っていません。代表は消防署員が降ろしてくれたケージを見て「マスティフにぴったりの大きさだ!」と言いながら、ゆっくりとお尻を押してあげました。

消防署員やみんなの助けによってケージが引き上げられ、無事にマスティフが保護された瞬間、歓声がそこここから湧きあがり、現場は感動と感謝の渦に包まれたのです!

私の名前は"ティンカーベル"

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医療センターに運ばれたマスティフにマイクロチップリーダーをあててみると…なんと、彼女の名前は"ティンカーベル"だと分かりました。

なんて可愛すぎる名前なんでしょう!スタッフは何度もティンカーベルの名前を呼んで、思い切りハグしてあげました。

さらに、彼女はサンタモニカから東に800キロメートルも離れたアリゾナから来たことも判明し、すぐに飼い主に連絡を入れることに。

ティンカーベルの飼い主家族は、3週間前にロサンゼルスに来ていました。しかし、7月4日のアメリカ独立記念日に打ち上げられた"花火"にティンカーベルが興奮し、フェンスを飛び越えて逃げ出してしまったのです。

毎日捜し歩いていたものの、見つけることができずに意気消沈し、アリゾナの自宅に戻るしかありませんでした。

そして、数日後。もう永遠に会うことができないと思っていたティンカーベルと喜びの再会を果たすことができたのです。マイクロチップなしでは、二度と再会できないままだったことでしょう。


引用の出典元:www.youtube.com


超大型犬のマスティフは見かけとは違い、とても穏やかで甘えん坊な犬種です。筆者もナポリタンマスティフと暮らしていましたが、その愛情深さと大きな体で甘えてくるしぐさは、小型犬とはまた違った魅力があります。

甘えん坊のティンカーベルが数週間も放浪していたなんて、当の本人も家族も本当に不安で寂しかったことでしょう。何はともあれ、心から愛してくれる家族の元に帰ることができて、本当に良かったですね!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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