嘘だろ!?道路の中から聞こえる犬の鳴き声

引用の出典元:www.youtube.com

ワンワンと犬が悲し気に鳴いている声に気が付いたのは、集合住宅に住むロスタムさん夫婦でした。しかし、犬の姿はなく、2人は必至に鳴き声を頼りに探し続けます。

「嘘だろ!?」なんと、犬の鳴き声は2人が住んでいる家の玄関前の道路から聞こえてくるではありませんか!しかし、道路は固いレンガで覆われています。

「まさか、地面の中に犬が生き埋めに?」2人の脳裏に、あり得ない映像がよぎります。そして、そのまさかは現実でした。何度確認しても、確かに犬の鳴き声は地面の中から聞こえてくるのです。

役所の非情な回答に怒っている暇はない!

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ロスタムさんはすぐに役所の住宅局に連絡を入れ、道路の中に閉じ込められている犬を救出してほしいと伝えました。しかし、役所の担当者は「どうすることもできません」と、あまりにも非情な回答を言い放ったのです。

「こうなれば自分が犬を救出するしかない」と決意したロスタムさんは、家にあった"カナヅチ"を使ってレンガを1つまた1つと剥がしていきます。

「何としても鳴いている犬を救出しなければ!」という熱意のみが彼の原動力でした。周囲には、いったい何をしているのか?と住人たちが集まってきます。

頑張れ、もう少しで助かるぞ!

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ロスタムさんは何個かのレンガを取り除いた後、黙々と地面の土砂を手で掘り起こしていきます。「待ってろよ!もうすぐ助けてあげるからな、頑張れ!」きっとそんな気持ちだったでしょう。

しばらく土砂を掘り進めると、玄関下にぽっかりと空いた空間から、犬が顔を出しました!ロスタムさんは、犬に外に出るよう促しますが、衰弱していたせいで自力で穴から這い出すことができません。

ロスタムさんは渾身の力を込めて、地面の穴から犬を抱えるように引っ張り出しました。不思議なことに救出された犬の体には土砂が付いていませんでした。

玄関下に、ある程度の空間があったおかげで、土砂に押しつぶされることもなく、酸欠からも免れることができたのでしょう。

救出時の動画はこちらです。


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救出された犬は、嬉しそうに尻尾を振ってロスタムさんや住人たちをを安心させました。

犬に起きたアンラッキーの原因とは?

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実は、犬が生き埋めになってしまったのは、"大雨"と"人為的なミス"と"犬の事情"が重なったことが原因でした。

3週間前に大雨が降り、ロスタムさんの家の前の道路が陥没して穴が開いてしまったため、修復する工事が行われていました。

一方、この犬は自分の寝る場所を探していたのですが、奇しくも見つけた寝床は工事現場だったのです。しかも、救出された犬は妊娠中だったこともあり、安心して子どもを産めるような暗い場所を探していたのでした。

道路工事の作業員は、まさか穴の中に犬が寝ているとは思いもしません。犬の存在に気が付くことなく、無事に工事を完了させたところ、その2日後にこの騒動が起きた、というわけです。

救出された犬は、いわゆる町犬として近隣住民によって可愛がられていた野良犬の"ベルカ"でした。ベルカは病院に運ばれ入院しましたが、残念ながらお腹の赤ちゃんは流産してしまいました。

もし、ベルカが工事現場の穴に入り込まなければ、作業員が犬の存在に気付いてくれれば、こんなアンラッキーが降りかかることもなかっただろうに…。

もともと野良犬としてしか生きる道がなかったこのワンコですが、動物保護施設に保護され里親を探す予定だ、ということです。

ベルカはいくつものアンラッキーに見舞われ、ママになることもできなかったものの、結果としてはラッキーだったのかもしれません。心優しいロスタムさんの家の前を寝床に選んだ結果、野良犬から卒業できたのですから。

保護されてから数日後、ロスタムさん夫妻がベルカの元を訪れます。ベルカは命の恩人との再会に、お手をして喜びを表現しました。しばらくの間、施設内を一緒に散歩してあげるほど、本当に素敵なご夫婦です。

ベルカには『禍を転じて福と為す』このことわざをプレゼントしたいと思います。幸せになるんだよ、ベルカ!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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