5年の月日で育まれた深い絆

引用の出典元:www.thedodo.com

アメリカ、テキサス州で暮らすルイスさんは、5年前に自治体が運営する『オースティン動物センター』から2歳になるオスのピットブルを引き取りました。

センターを訪れたときにはピットブルを採用するつもりはなかったのですが、ボランティアさんが庭を散歩させている姿を見た瞬間、ルイスさんは彼に一目惚れしてしまいます。

それからの5年間というもの、ルイスさんと"タイタス"は深い絆で結ばれ、切っても切れないほどの深い絆と信頼関係を築きました。

ルイスさんはタイタスがいない人生など想像だにしたことはありません。ルイスさんにとってタイタスは大きな子どもであり、自分の一部だと感じていました。

突然の退去命令に困惑

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ある日、2人の幸せな関係を引き裂くような出来事が起きます。彼の住んでいたアパートのオーナーから、「今後、このアパートでは犬を飼えないことにした」という通達が来たのです。

仮に犬を手放さない場合は、強制的に部屋から追い出されることを知ったルイスさんは、急いで別の家を探す必要に迫られます。

しかし、ピットブルが飼える別の家を探すのには時間がかかります。探している間にタイタスを預かってくれる知り合いもおらず、ルイスさんは途方に暮れてしまいます。

そして出した結論は、5年前に引き取ったオースティン動物センターに、タイタスを一時的に預かってもらうことでした。

ピットブルが嫌煙されるアメリカで引っ越し先を探すことは、私たちが想像する以上に大変なことなのかもしれません。

2人に辛い別れのときが来て…

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ルイスさんは、大切なタイタスと別れなければいけない理由をシェルターのスタッフに説明しましたが、誰もがにわかには信じることはできませんでした。

多くの飼い主が何らかの理由を見つけて「私たちは犬を飼うことができなくなったんです。必ず迎えに来ます」と言い残すものの、再び飼い主が来ることはめったにないことを知っていたからです。

しかし、ルイスさんとタイタスの関係は違いました。2人が別れる様子は見ているのが悲痛なほどで、スタッフは思わず涙をこぼします。

ルイスさんが帰ったあとのタイタスは、ベッドの上で悲しみに耐えていました。

ルイスさんはタイタスとの暮らしを取り戻すべく、必死に新たな家を探し続けます。その間も、タイタスのいるシェルターを頻繁に訪れてはタイタスを強く抱きしめました。

ルイスさんとの時間を過ごしている間のタイタスは本当に幸せそうでしたが、ルイスさんが帰るときには再び深い悲しみが訪れます。

スタッフたちにとっても、それはとても辛い光景でした。

ようやく共に暮らせる家が見つかった

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スタッフたちをも涙させるほどの日々が4カ月も続き、とうとうその日が来ました。タイタスを庭で遊ばせることができる家が見つかったのです。

ルイスさんとタイタスはいつも以上に抱擁し、何度も何度も安堵のキスを交わしました。その日の感動的な瞬間は、スタッフ全員の心を打ち抜き、誰もが泣いていたそうです。

避けられない事情により愛犬と離ればなれになった飼い主の、真の愛がそこにあったのです。

ルイスさんは、シェルターでずっとタイタスを見守ってきてくれたスタッフたちに感謝を告げ、2人は仲睦まじくシェルターをあとにしました。

シェルターのFacebookでこの話が公開されると、次々と再会を祝福する声が寄せられました。

中には、「家族である犬との暮らしを許さないオーナーは恥知らずだ」「ピットブルへの誤った認識や人種差別をなくすべきだ」、といった根本的解決を望む声もありました。

そうした辛い出来事を乗り越えてでも、約束通りに愛犬を迎えに来たルイスさんを尊敬します。つまらない差別によって、2度と2人が引き離されないことを願ってやみません。

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