犬も歳を重ねることで老衰していく

引用の出典元:www.flickr.com

犬も人間と同様に、加齢によって老衰していきます。

小型犬では7歳くらいから、大型犬では5~6歳くらいから老衰の兆候が見られます。

また、大型犬と小型犬では、老衰の現れ方が違うのを知っていますか?

小型犬の場合、人間と同じように緩やかな線を描いて老衰が進んでいきます。

しかし、大型犬の場合は階段状に老衰が進むのです。

つまり、階段のように、しばらく安定した時期があると次は一気に老衰が進むという具合です。ですから、2~3日前まで何ともなかったのに急に具合が悪くなった!なんてことも大型犬では起こりうるのです。

長年一緒に寄り添ってきた愛犬が歳をとったと認めることは、急に現実を突きつけられたようで辛いものがあります。いつかはこの日がくると、わかっていても実際に目の前で愛犬が年老いていくのをみるのは辛いですよね。

しかし、高齢の犬には"歳をとったなりの可愛さ"もありますよね。

愛犬のシニア期はいつか必ず迎えるものです。少しでも長く、そして楽しく愛犬と過ごすためにも、犬の老衰の兆候を見逃さずしっかりと対応できるようにしておきましょう。

犬の老衰のサイン【行動・運動編】

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最初は、加齢による老衰が犬の身体にもたらす、行動の変化や運動機能の低下について観察してみましょう。

【1】足、腰が弱くなってくる


足腰が弱くなり、とぼとぼと歩くようになったり、歩くときにふらついたりします。

また、階段の上り下りが、うまくできなくなります。
オス犬の場合は、おしっこの際に足を上げなくなったりします。



【2】寝ていることが多くなる


とにかく寝ていることが多くなります。名前を呼んだり少し身体を揺すっても、なかなか起きなくなります。

また、昼間はぐっすりと寝ては夜に起き出し、あたりをウロウロと歩き回ったりと認知症に近い症状を示すようになります。

【3】トイレが近くなったり、粗相をするようになる


加齢に伴う老衰では、内蔵機能の働きも衰えてきます。特に腎臓機能の低下はよく見られることです。今まできちんとトイレでできていたのに、間に合わなくなったりします。

また、水もあまり飲まなくなります。なので、できるだけ水分補給を促すように意識してあげるといいでしょう。

犬の老衰のサイン【体調編】

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当然ながら、老衰することに伴って犬の体調にも変化がみられるようになります。

【1】被毛のつやがなくなり、ふけがでやすくなる


また、抵抗力の低下から皮膚病にもなりやすくなります。


【2】聴覚や視力の低下がみられる


犬の場合、臭覚は最も大切な感覚なので一番最後まで衰えることがないと言われています。
視力は、暗いところでぶつかったり、動くものを目で追わなくなったりするとその低下が疑われます。

また、名前を呼んでも振り向かなくなったり、大きな音にも驚かなくなったりと聴力も低下してきます。



【3】好きなものに興味を示さなくなる>


今までボールなどで遊ぶのが大好きだった子が、遊びばなくなったり遊んでもすぐに飽きてしまったりします。

また、散歩へ行きたがらなかったり、いってもすぐに疲れたりするようになります。他の犬や猫にも興味を示さなくなったりといった変化がみられます。

このようなときは、散歩へ行きたがらないからといって散歩へ行かないのではなく、脳に刺激を与えるためにも少しでもいいので、外へ連れ出してあげましょう。



【4】食欲に関する変化がみられる


内蔵機能が低下して行くにつれて食欲がなくなったり、また、逆に食べても食べても物足りないと言ったような食欲のムラが出てきます。

また食べ物の好みが変わったり、食べこぼしが多くなってきます。

老衰で旅立つまで、飼い主にできること

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どの犬にも必ず訪れる、老衰という現実。

いつまでも一緒にいられるわけではない・・と分かっていても、長年一緒に暮らしてきた愛犬を目の前にすると、なかなか現実では受け止められないですよね。

でも、命あるものは必ず最期がやってきます。

終わりがあるからこそ、その命や生きている時間に価値があります。

愛犬の様子を観察して、そろそろ老衰かな?と思ったら、少しでも長く一緒にいられるように飼い主としてできるだけのことをしてあげましょう。

また前述したように、高齢になった犬には歳をとったなりの可愛さがありますし、高齢犬ならではの落ち着きや、あなたとの距離感も悪くありません。考え方によっては、愛犬のシニアライフを楽しむことができるのです。

そして、シニアライフを十分に楽しんだ愛犬が老衰で旅立つときは、その天寿を全うしたということ。

一緒に過ごした楽しい思い出と喜び、そして幸せを与えてくれた愛犬に感謝して、笑顔で見送ってあげたいものですね。

犬は、飼い主の笑顔を何よりもうれしく感じる生き物ですから。

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