行政や警察があてにならない街

引用の出典元:www.facebook.com

アメリカ南部に位置するテキサス州・タラント郡フォートワース市に、『犬捨て公園』と呼ばれる『エコー湖公園』はあります。

フォートワースの治安は悪く、全米でも危険な都市ワースト20位内に入っているほどです。

周囲を住宅街に囲まれたこの公園には、毎日のように犬が捨てられ、酷いケースでは公園内で犬を虐待している人間の姿も目撃されています。

この公園のすぐ横には南北の都市を結ぶサウス・フリーウェイが走っており、そんなこともここまで犬の遺棄が増えている原因かもしれません。

本来であれば、行政や警察がこうした動物の遺棄事件をしっかりと管理するべきです。

しかし、この公園を所有・管理するのはタラント郡で、公園の場所そのものはフォートワース市警察の管轄のため、スムーズな対応ができず悪循環が止まりません。

行政がこんな状態ですから、捨てられた犬は増え続けるばかりです。

この状況を見かねて立ち上がったのが、同市に住む女性のジュディー・オブレゴンさんでした。

毎日2回、公園に通い犬を保護



ジュディーさんは、心ない人間によって捨てられた犬を保護するために、毎日2回もこの公園に通い続けています。どれだけの犬が捨てられるのかがわかります。

怪我をしている捨て犬、まだ幼い子犬、虐待を受け傷を抱えた犬たち…。犬たちの心の叫び声が、他の誰にも聞こえなくても彼女には聞こえるのでしょう。

捨て犬がいないか、公園以外の道端なども入念に確認します。被毛がボロボロになったこの犬は、住宅街近くの空き地にいたところを保護されました。

可哀想なことに子犬のころから2年以上も街を徘徊していたのです。




この犬は、背中やお尻などあちこちが脱毛しています。




不法投棄されたゴミ山で動いていたのは、まったくオッパイが張っていない母犬でした。しかし、赤ちゃんの姿が見えなかったため、ジュディーさんは藪の中を必死に探します。




ようやく1匹だけでしたが、母犬の赤ちゃんを発見することができました。しかし、赤ちゃんの体は母犬の母乳があまり出なかったと見え、とても痩せていました。




母犬には"Future(未来)"、子犬には"Hope(希望)"と名付けました。母子は施設内で回復するまで飼育されて、現在は里親さんの元で幸せに暮らしています。

無償の愛で多くの犬の命を救い続ける彼女は、いつしか"ドッグレディー"と呼ばれるようになっていました。

地元メディアも注目し始める

引用の出典元:www.facebook.com

この犬は、公園内で動けなくなっているところを発見されました。獣医の診断で、車から投げ捨てられたことによる骨折が原因だとわかったのです。

ジュディーさんは、2010年に『TAO Animal Rescue』という保護チームを立ち上げて以来、ボランティアのメンバーの力を借りて、何百匹もの犬を保護し譲渡活動を続けています。

チームの理念は、捨てられた犬やキルシェルターから犬を引き出して、犬に永遠の家族を見つけてあげることです。そして、一般人向けにペットを大切にケアする必要性を教育しています。

こうした活動に地元メディアも注目し、フォートワース市の現状に疑問符を投げかけました。視聴者は、涙ながらに「動物虐待や遺棄をしてほしくない」と語る彼女の言葉をどう受け止めたのでしょうか。

人間社会が不安や恐怖、貧困から脱却し、犬への虐待や遺棄をしない世界になるよう、みんなで願いましょう!

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Tsunayoshi ひまわり
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