狂犬病を恐れるあまり残虐な儀式を100年も

引用の出典元:www.change.org

人口750万人ほどのブルガリアでは、首都のソフィアですら数多くの野犬がうろついています。正確な数は発表されていませんが、一説によるとソフィアの人口150万人に対し10万匹ほどの野良犬が街中を徘徊しているようです。

問題の儀式が行われているのは、ブルガリア南東部の片田舎Brodilovo(ブロディロヴォ)という村。

この村で行なわれる「トリチャネ・ナ・クチェ」という儀式は、あまりにもサディスティックで馬鹿げているものでした。

毎年3月6日、村の住人は狂犬病を運ぶ悪霊から守る目的で、犬をロープで縛りあげる儀式を100年以上も行い続けてきました。

グルグルとねじったロープを犬の胸に通したあと、高い位置からロープを解放し、犬の体を激しく回転させながら水に落とす、という信じられない儀式です。

あまりにも根拠のない行為なのですが、狂犬病になると水を極端に恐れたり、風の動きを極端に嫌がるといった症状があることから、このような迷信じみた儀式が続けられてきたようです。

ブルガリアでは日本のように犬の狂犬病注射が義務付けられていないのでしょうか?

状況はどうあれ、現代に至っても尚、このような動物虐待にあたる儀式が100年間も続けられていたことに衝撃を隠せません。

伝統の名のもとに終わらない儀式

引用の出典元:www.youtube.com

村で行われる野蛮な儀式を止めさせるべく、2006年にはブルガリア政府によって儀式は正式に禁止されました。

しかし、町長のPetko Arnaoudov氏の言葉は、重ねて世界に衝撃を与えます。

「この伝統は100年もの間、根付いたものです。あなた方はそれを一晩のうちに変えないでください」

町長の言葉からも推測できるとおり、長い年月続けられてきた習慣をそう簡単に止めさせることはできず、村人による悪しき儀式は2006年以降も続けられました。

恐ろしいスピードで回転しながら水に落ちた犬は、もはや川岸まで泳ぐこともできず、命を落とすこともしばしばあるようです。

次から次へと回転させられて水に落とされる犬たち。恐怖に引きつりながらも、尻尾を振っている犬もいました。

川岸には子どもから大人までが大勢集まり、その様子を笑いながら見ている人もいます。到底、神聖な儀式とはほど遠く見え、まるで村のイベントのようになっています。

今でも儀式が続いている可能性大

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

この儀式は犬への残虐な行為だとした動物保護団体が動き出し、2012年には関係者らが川周辺を見張ることで阻止しました。

その後、この村で悪しき儀式が終わったのかどうかをネットで調べたのですが、情報を得ることはできませんでした。

ただ、署名サイトの『change.org』では今も署名活動が継続して行われているので、村の儀式は終わっていないものと思われます。

他国の文化や習慣だから余計なお世話だ、と捉えることも正論かもしれませんが、犬を愛する一人としてはとても心が痛みます。




ネットの普及により各国間の情報が瞬時に伝わる時代背景もあってか、2017年5月18日21時現在、『change.org』には7.7万人を超える署名が集まっています。(さらに1時間後、賛同者は8.1万人を超えていました!この儀式を止めさせる活動に賛同する方は、『change.org』 で署名活動をしてください。)

この件も含め、動物愛護精神に反するような行為を止めさせたい、と懇願する人々の数は世界的に今後益々増えていくことでしょう。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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