絶望の淵から救ってくれたのは犬だった

引用の出典元:opendog.a-thera.jp

ドッグトレーナーのWANWANさんは大の動物好きで、特に大型犬が大好きな男性です。WANWANさんは、かつて余命を考えざるを得ない状態になったことがあったそうです。

そんな絶望と涙に明け暮れる日々を過ごしているときに、「犬たちは決して人間を見捨てることがない」と気付き、自分も犬たちを見捨てないように残りの人生を生きようと決意しました。

生かされていることに感謝し、自分の人生の時間を犬への恩返しに費やしたい、それがWANWANさんの生きるパワーになっています。

山奥に捨てられていた子犬

2004年5月16日、山奥に捨てられていたオスの子犬を、偶然に通りかかったWANWANさんが見つけて保護します。生後2ヵ月ぐらいと思われるバーニーズマウンテンドッグに「バーニー」と名付け、その日を誕生日に決めました。

その当時のバーニー君の顔の造りは、両目がほとんど真上を向いていて、まるでヒラメのようだった、と「バーニーの日記ブログ」で語っています。

体の成長バランスも悪く、後足と尻尾だけが長く成長し、前足は短いまま。この子には捨てられるだけの理由があったのかもと弱気になる時もあり、顔を直視するのを避けていたほどだったそうです。

しかし、成長していくごとにバランスが取れ始め、どんどんバーニーズマウンテンドッグらしくなっていく様子に、飼い主さんは不思議を感じたそうです。

その後、バーニー君との出来事をブログにアップするにつけ、バーニー君の母犬に「バーニーのママ、最高なバーニーを生んでくれて本当にありがとう!!」と、感謝の気持ちが溢れだします。

なんて素敵な感性をお持ちの飼い主さんなのでしょう。

愛に満ちた愛犬との楽しい日々

引用の出典元:www.youtube.com

飼い主さんは、バーニー君にとても可愛らしい決めポーズを教えます。「バーニー君、ハーイ!」の声掛で、バーニー君は片方の前足を上げてポージングできるようになりました。

そんな2人の愉しみは、オープンカーで日本のあちこちにドライブすること。車に乗る時は、飼い主さんが首に掛ける「レイ」と「ゴーグル」が合図です。

音楽を聞きながら軽井沢や山中湖にもドライブし、飼い主さんと愛犬は時間を共有します。ある時は、伊勢神宮にお参りに行って神様にご挨拶。富士山にも登って雄大で幻想的な大自然を満喫しました。

ドッグカフェに行っても、バーニー君は店員さんから気が付かれないほど静かでおりこうさんです。犬の交流会ではたくさんのバーニーズマウンテンドッグと走り回って遊びました。

旅先でも街に出掛けても、どこでもバーニー君の周りには人が集まって、記念撮影が始まるほどの大人気。レイを掛けた愛らしい姿のバーニー君に、抱き着いてくる人もたくさんいました。

愛情深く接している飼い主さんとバーニー君がいる空間には、いつも愛が流れています。

飼い主に看取られて最期を迎える

引用の出典元:www.youtube.com

2013年、9歳になったバーニー君の体を癌が蝕んでいることがわかり、獣医さんからは全身に転移しているため余命3ヶ月程度か、と告げられます。

WANWANさんは、車も仕事も洋服選びも、すべてバーニー君に合わせていたほどで、まさに2人で生きてきた9年間でした。

徐々に弱って動けなくなってしまったバーニー君に、飼い主さんは最期の時まで優しく声を掛け続け、お別れの挨拶をします。

「バーニー君、お出かけ好きでしょ!お出掛けセットのゴーグルだよ。出掛ける時はお花付けるでしょ、バーニー君は。」

そう言ってバーニー君の首にレイを掛けようとすると、もう頭を持ち上げる力は残っていないにも関わらず、なんとバーニー君は鼻先を軽く持ち上げたのです。

「可愛いな~、可愛いな~、ホントに可愛い、バーニー君。」涙をこらえながらバーニー君に明るく語りかける飼い主さんの声に、思わず涙がこぼれてしまいます。

呼吸も荒く血圧も下がり、ベロも真っ白で血の気も引いていたバーニー君ですが、飼い主さんの手を何度も舐めて必死に愛を伝えてくるのでした。

信じられないことに、「バーニー君、ハーイ!」の声に、バーニー君は右手をスッと高く上げたのです。「凄い凄い、凄いね~バーニー、おりこう!!」とバーニー君を褒めまくるWANWANさんの気持ちが痛いほどに伝わってます。

そして、静かにお別れの言葉を伝えました。
「バーニー君、またね、また俺の所に来いよ。俺の所に来てくれてありがとうな。バーニー君のおかげでこんなに楽しかったんだよ。言葉にはできないほど嬉しくってさ・・・。」

WANWANさんがブログや動画を観てくれた人たちへの感謝を語ると、バーニー君はまたもや得意のハーイ!のポーズを見せたのです!映像の中のバーニー君は「バイバイ!みんな可愛がってくれてありがとう!」と語りかけているようでした。

このお別れの挨拶をした後、2013年12月1日 0時52分、バーニー君はWANWANさんに見守られながらそっと息を引き取りました。

バーニー君の生まれ変わりのランディー君!?


こんなに心優しい飼い主さんと出会えたバーニー君は本当に幸せものです。必ずやWANWANさんを探して生まれ変わってくることでしょう。

WANWANさんは今、1歳の時に里親として迎えた大型犬の「ランディー」と暮らし、バーニー君と同じようにレイとゴーグルを付けてドライブを楽しんでいます。

そして、ドッグトレーナーとして飼い主さんとワンコの心のケアも手掛けているそうです。WANWANさんの前向きに生きる姿も素敵です。

もしかしたら、バーニー君はすでにランディー君として生まれ変わってきたのかもしれませんね。

WANWANさんのブログはこちら:バーニーの日記

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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