寒さに耐えるために震える

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人間も寒い環境にいるときは、体を震わせて体内の熱を生み出して体温調整を行いますが、犬も人間と同様です。

犬が寒さを感じとると、低体温にならないように体を小刻みにブルブル震わせて熱を補おうとします。

特に、子犬や高齢犬、シングルコートの犬種などは寒さに対する抵抗力が低いため、一生懸命体温調節をするための”震え”を起こすのです。

愛犬の震えが寒いときや風に吹かれたときなどの限定的なものであれば、寒さに耐えるために震えているのが理由と考えましょう。


犬が寒がる際の対処法


  • 寒さをしのげるような洋服を着せる

  • 外気温が温まった時間帯に散歩をする

  • 犬が移動する室内間の温度差をなくす

寒がるワンちゃんの場合は夜間の冷えも大敵ですので、暖かいブランケットを掛けてあげたり暖房器具を利用したりして、寝床の環境が極端に寒くならないように対処しましょう。

ストレスが理由で震える

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人間も日々ストレスを受けるように、犬も毎日の暮らしの中で様々なストレスを受けています。

飼い主にしてみれば何ともない出来事であっても、犬の性格によっては大きなストレスの原因になり、震えが止まらなくなることさえあるのです。

ストレスの原因として、音やニオイ、初めての場所や人、自然現象などが挙げられます。

■ストレスの原因となる音
毎日の掃除機の音やテレビの音、ドアを閉める音、家の前を通る車の騒音などに対して、敏感な犬は1つ1つに反応して震えてしまうことがあるのです。

■ストレスの原因となるニオイ
ニオイといっても、人間にとって良い香りからタバコなどの嫌な臭いなど様々ありますね。タバコのニオイを嗅がせないことは健康面の理由からも当然ですが、意外と気が付かずに犬にストレスを与えているニオイがあります。

例えば、アロマ(精油)を室内で香らせている場合は注意が必要です。犬にとってそのアロマの香りが禁忌とされていることがあります。ほかにも、調理中に漂う油のニオイなどもストレスの原因となりかねません。

■初めての場所や人は大きなストレス原因に
初めて犬を車に乗せる、初めての散歩道に行く、初めてドッグランに行く、犬が知らない人が家に出入りするなど、初めての場所や人は犬にとって大きなストレス原因になることがあります。

■自然現象
自然現象の中で、犬がもっともストレスを感じるのは雷です。犬には地面からの電気をキャッチする能力があるとも言われており「雷が落ちると火災を生み出して自分の生命に危機が及ぶ」という本能が刷り込まれています。

命の危機があるのですから、さほど神経質な犬でなくてもブルブルと震えたり、家具の後ろなどのすき間に潜り込もうとすることがあります。


ストレスで震える際の対処法


  • ストレス原因となる音をできるだけ小さくする

  • 室内にニオイがこもらないよう換気をし、空気清浄機を利用する

  • アロマを使用する場合は、犬の禁忌精油を調べる

  • 初めての環境や自然現象で震える際は、静かに抱っこして落ち着かせる

犬がどんな場面で震えるのかを見極めて、過剰なストレスを与えないような環境作りを心がけましょう。

低血糖症が原因で震える

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もし、寒さやストレスとは関係なしに犬が震えているなら、低血糖症になっていないかを疑ってください。

低血糖症を起こす原因は犬の年齢によっても異なりますが、寒すぎる環境や激しい運動、空腹、興奮、肝臓機能低下などの病気が挙げられます。

犬が低血糖症になると、震えや痙攣、元気の喪失、失明などの症状を起こし、場合によっては意識を失ってしまうことすらあります。


低血糖症の疑いで震える際の対処法


  • 風の強い日や寒い日は、散歩中に体温低下を起こさないように配慮する

  • 激しい運動を避ける(特に大型犬は注意)

  • 空腹時間を極端に空け過ぎない

  • 震えが頻繁に起きるなら、まずは動物病院へ!

中毒症状が原因で震える

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普段ほとんど震えることのない愛犬が突然震え出して様子がおかしかったら、中毒症状を疑ってください。

犬の散歩道には中毒症状を起こす危険物質がたくさんあることを知っておきましょう。

除草剤や農薬、樹木の肥料、害虫駆除剤が散布されていることもありますし、腐った食べ物やほかの動物の吐しゃ物、タバコの吸い殻、お菓子、木の実などが落ちています。

特に1歳程度までの犬は、飼い主の目の届かないところで落ちているものを何でも口にしてしまう習性があります。

除草剤や農薬、害虫駆除剤が足の裏から吸収されて中毒症状を起こすこともあるので、震えのほかに嘔吐や下痢、よだれを垂らすなどの症状があれば、中毒を起こしている可能性があります。

ほかにも、室内に置いた害虫駆除剤や床用ワックス、洗剤類などにも注意してください。


中毒症状の疑いで震える際の対処法


  • 震えやおかしな様子があれば、すぐに動物病院へ!

  • 食べてはいけないものを犬にしつけする

  • 幼いうちは散歩道に落ちている物に注意し、回収しておく

  • 田畑や樹木に近寄らせない

  • 犬の届く範囲に害虫駆除剤や洗剤などは絶対に置かない


ホワイトシェイカードッグ症候群が原因で震える


ホワイトシェイカードッグ症候群という免疫疾患の病気があります。特に、白い犬が震えることが多いので、この病名が付けられました。

なぜ白い被毛を持つ犬が震えるのか原因は不明ですが、自己免疫の神経伝達が上手くいかずに震えるのではないか、とも考えられています。

特に、小型犬に発症しやすく、好発犬種もわかっています。マルチーズ、ビーグル、プードル、ウェストハイランドホワイトテリアに多く発症します。

興奮時や眠っているときでもブルブルと全身が震えるのが特徴です。


ホワイトシェイカードッグ症候群の疑いで震える際の対処法


  • 動物病院でMRI検査などの診断を受ける

  • ステロイドの投与や精神安定剤で改善する可能性がある

被毛の白い愛犬が、これといった原因もないのにブルブルと震えるなら、ホワイトシェイカードッグ症候群の可能性を視野に入れて、まずは動物病院で診察を受けてくださいね。

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