イタリアを襲った大地震

引用の出典元:www.youtube.com

現地時間2016年8月24日の午前3時36分、イタリア中部ペルージャー地方ノルチャ付近を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生しました。

日本でもニュースで報道されましたが、町そのものが崩壊するなど、その被害は相当大きなものになっています。

まだ夜が明けない時間帯だったこともあり、多くの人々が崩壊した家の中で犠牲となってしまったのです。

8月27日までにわかっているだけでも地震で亡くなった人は290人に及び、中でもアマトリーチェは町全体が崩壊し230人の死者が出てしまいました。

イタリアは日本と同じく地震多発国です。2009年にもイタリア中部ラクイラで大地震が発生しており、300人以上の犠牲者が出たばかりです。

しかし、イタリアは日本に比べると防災意識は高くなく、耐震化が進んでいないのが今回の地震でも浮き彫りとなりました。

飼い主を亡くし棺から離れられない愛犬

引用の出典元:www.youtube.com

日本でもそうでしたが、やはり震災は人間だけでなく犬にも大きな悲しみを与えてしまいました。

コッカースパニエルの"フラッシュ"の飼い主であったアンドレア・コッスさんは、たまたまローマから訪れていた避暑地のペスカラ・デラ・トロント村で地震の被害に遭い、45歳という若さで亡くなってしまいました。

わずか数十秒間、大地が揺れただけで失われてしまう命。想像するだけでも空虚感を覚えますが、ご家族や愛犬フラッシュは想像だにできない衝撃と悲しみを抱えていることでしょう。

フラッシュはアンドレアさんといつも一緒でしたが、今回は行動を別にしていたようです。フラッシュの頭の中ではアンドレアさんがなぜ急に動かなくなってしまったのかわからず、まだ心の整理がついていないのかもしれません。

ただ、目の前に置かれた棺の中に大好きなアンドレアさんがいることだけはわかっていました。

「たとえボクの飼い主さんがもう動かなくても、笑顔を自分に向けてくれなくても、離れられない!離れたくないんだ!」

そんなフラッシュの気持ちが伝わってくるようです。

愛犬が飼い主を慕い続ける姿がテレビから流れ、多くの人々の心を揺さぶりました。犬が人間に対して抱いている気持ちをまざまざと感じます。

がれきの中から助け出されるペットたち

引用の出典元:www.youtube.com

山の尾根にあったペスカラ・デラ・トロント村は、わずか人口100人ほどの小さな村ですが、地震により山上の家々はすべて倒壊してしまいました。

避暑地ということもあり何人が訪れていて犠牲にあったのかすら不明です。今のところ20人を超える被害者が出るだろうと予想されています。

民間のボランティアの人たちが救助作業にあたりますが、山の上なので重機を搬入することができず、すべて手掘りによる救助作業です。

そして、この村のがれきの中から1頭の犬が救助されました。飼い主さんはどこにいるのでしょう。無事なのかどうかさえわかりません。

230人の死者が出たアマトリーチェでも、がれきの中から救助されたペットたちがいました。今はどこにいるのかわからない飼い主さんが大事に飼育していた"亀"や犬や猫たちです。

現在もペット専門の救助隊員約20人と救助犬による捜索が行われており、これまでに200匹のペットたちが救助されています。


ペット救助隊の責任者、シモーネ・セッローニさん(31)は「全てを失った被災者にとって、家族同然のペットの存在は重要。心の支えになる。飼い主を見つけるまで活動を続ける」と話した。

出典:がれきから犬や猫、ペットの救出活動続く イタリア地震:朝日新聞デジタル


臨時に設置された動物病院には、飼い主とはぐれてしまったペットたちが続々と運ばれてきています。震災時に助けるべき命の中に、こうしたペットたちが含まれていることが本当にありがたくも嬉しくも感じます。

日本からの寄付や支援活動も!今こそ1つになるとき

サッカー選手としてイタリアのACミランで活躍中の本田圭佑さんが、赤十字を通じておよそ230万円の寄付をしました。

本田選手は2016年4月23日に発生した熊本地震の際にも、県に1,000万円の寄付をしています。




熊本県もまたイタリア地震の義援金の募集を開始しています。


県や熊本市、県内の民間国際交流組織や大学など97団体でつくる県国際協会(会長・蒲島郁夫知事)は30日、イタリア中部で起きた地震の義援金募集を始める。9月30日まで。~中略~
銀行振り込みは口座番号「肥後銀行県庁支店 普通1640922」、口座名「イタリア中部地震義援金 熊本県国際協会事務局長 小金丸健」へ。期間内に肥後銀行の本支店窓口で振り込むと手数料が無料になる。

出典:イタリア地震の義援金募集 県国際協会-熊本のニュース│ くまにちコム


Tsunayoshiが支援する動物保護団体『ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)』の動向もお伝えしておきます。


アジア太平洋地域の災害対応を専門とする協力団体アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)と合同で、災害救助犬1頭とレスキュー隊員を被災地に向けて派遣しました。

出典:【イタリア地震】災害救助犬とレスキュー隊員派遣 | 国際協力NGO ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)


世界中で今後も多発すると思われる大災害。地球という生物の上に暮らす以上、確かに受け入れるしかないのかもしれません。

だからこそ、私たちは同じ星に暮らす仲間として、争いや動物への虐待をやめ、1つになることを求められていると感じます。人間同士はもとよりすべての存在と今こそ手を取り合うべきなのではないでしょうか。

震災により突然他界されてしまった方々、そしてペットたちに安らかなお眠りをお祈り申し上げます。

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協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo