緑内障の手術を受けた盲目の友を慰める

引用の出典元:www.instagram.com

アメリカのとある街でポーリンさんと一緒に暮らすのは、アメリカンエスキモー犬の"ホシ"とポメラニアンの"ゼン"のオス2匹です。

エスキモー犬のホシが11歳になったころ、彼は緑内障を患い両目を摘出する手術を受けることになります。ちょうどその半年ほど前に、ポーリンさんは動物保護団体からポメラニアンのゼンを迎え入れていました。

ゼンは、雪の中を彷徨っているところを保護され、心臓肥大と肺気腫、歯周病などを患っていたのですが、ポーリンさんはそのことをきちんと理解した上で、一目惚れしたゼンを引き取ることを決めたのです。

緑内障にかかった愛犬と暮らしている方なら、ホシがどれだけの痛みと闘ったのかが理解できますよね。「手術後もしばらくの間ホシは痛みをこらえているかのようだった」と、ポーリンさんは語っています。

ゼンは、ホシの目と心の痛みを理解しているようで、ホシの体にそっと寄り添って慰めてくれました。

2匹の相性もバツグン!

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ゼンが家族になったのは、ホシがまだ目が見えていた頃です。ポーリンさんは先住犬のホシが受け入れてくれるか、心配したと言います。オス同士、万が一気が合わなければケンカが始まってしまいますからね。

しかし、そんな心配はよそに、ホシはゼンのニオイを一通り嗅ぐと、友好的な態度でゼンを受け入れたのです。大きな体のホシに、小さな体のゼンが寄り添っている表情は、どこかしら頼もしげに見えます。



ホシが盲目になってからのゼンは、以前にも増してホシを守るかのように、いつも一緒に過ごすようになります。ゼンの心には、「ホシには自分が必要な存在だ」いう自覚が芽生えたのです。

飼い主さんも「目が見えなくなってから、ホシが自分の助けを必要としている、と感じているようです。もう、この2匹を誰も引き離すことはできません。」と語っています。

寝るときも散歩するときも、2匹はいつも一緒です。幸せそうな2匹の表情がとても可愛いですね!

ホシのリードの先にゼンがいる風景



ホシとゼンがお散歩をするとき、短いリードで2匹は繋がっています。少し危なっかしい場所でも、ゼンが誘導してくれてホシもそれに安心して着いていきます。

■お手をして甘える盲目のホシ


できることはたくさんある!

引用の出典元:www.youtube.com

ホシは視力を失ってしまいましたが、彼の行動は決して内向きではありません。冷たい雪の感触を堪能し、山登りやスイミングまでできるのです。

もちろんポメラニアンのゼンがいてくれるからこそホシも安心して歩けるのですが、やはり素晴らしいのは飼い主さんの心の持ち方ではないでしょうか。

愛犬ができなくなったことを悩むより、できることを積極的にさせてあげているのですね。

心温まるホシとゼンの友情物語は、オランダ語、ドイツ語、英語、スペイン語、中国語、日本語に翻訳されて世界中の愛犬家の心を癒し、勇気をも与えています。

飼い主さんのポーリンさんも、自分たちの愛犬2匹の物語が世界中でシェアされていることに感謝して、ダライ・ラマ14世の言葉を私たちにプレゼントしてくれました。

『愛と慈悲は、いわゆる贅沢品ではなく必需品です。それらなしでは、人間は生き残ることはできないのです。』

ホシとゼンの互いを思いやる行動は、犬には愛と慈悲が備わっているいることを教えてくれると同時に、人間にも元来、愛と慈悲があることを思い出させてくれます。

愛と慈悲の心がある飼い主さんだからこそ、ホシの失明をマイナスに受け止めず、彼には何ができるのかに焦点をあて、大切に育てることができるのでしょう。

ゼンは飼い主さんの愛を受けて、それをホシに与え続けているのでしょうね。ホシもまた、ゼンや飼い主さん、世界中の人々に愛を与え、素晴らしい愛の連鎖が実現しているように思います。

ホシとゼンの友情が綴られたSNSは世界中からアクセスされ、インスタグラムでは24,000人以上のフォロワーができました。フェイスブックにも3,000人以上のいいね!がされています。

お時間の許す限り、ぜひ愛の連鎖に巻き込まれてみてくださいね!!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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