この間まで元気だった愛犬がなぜ?

引用の出典元:www.thedodo.com

アメリカ・オレゴン州に住むメテニーさん夫婦は、愛犬の様子がただ事ではないことに気が付きます。

フラフラとして足に力が入らず歩けないのです。水もご飯もまったく受け付けません。いったい二人の愛犬に何が起きたというのでしょうか!?

二人が可愛がってきた愛犬の名はオリー。オリーはすぐさま動物病院で診察を受けました。しかし獣医の知識をもってしてもオリーの病気の原因がまったくわからないのです。

何度も検査が行われますが、オリーの体は麻痺し衰弱する一方でした。

キャンプ場でついたダニが原因とは!

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獣医師は、原因不明の病気で弱り切ったオリーにこれ以上の治療法は見当たらず、飼い主夫婦に残りの時間が短いことを伝えました。

2人は、これ以上オリーに苦痛を与え続けたくないという思いから、安楽死という最も辛い決断をしたのです。

安楽死の当日、夫婦は入院していたオリーの顔をじっと見つめて涙しました。とうとうお別れの時が来てしまったのです。

安楽死の準備をしていた助手がオリーの頭を優しく撫でていたところ、耳の後ろに異物をキャッチしました。長い被毛をかき分けてみると、そこにはダニが塊になってオリーの血を吸っていたのです。

なんと、オリーを苦しめていた諸々の症状は、ダニの寄生による「ダニ麻痺症」だったのです。

確かにオリーの様子がおかしくなる数日前にキャンプ場に行って遊ばせていたのですが、いつの間にか寄生し増殖していたのでした。

安楽死は当然中止!治療が施される

引用の出典元:www.thedodo.com

オリーの病気の原因がダニだと分かり、治療法も確立しているため安楽死は当然中止されました。オリーの美しい被毛は剃られてダニを除去し、抗菌剤や抗生物質などによる治療が施されました。

もし、助手がダニの存在に気が付かなかったら、オリーは危うく無駄死にするところでした。

病院はとても頼りになる所ではありますが、病院の診断結果は100%ではないことを私たちも知っておくべきなのでしょう。

ダニ麻痺症とは?

引用の出典元:www.sapporomotomachi-ah.co.jp

ダニの中でも、室内に住むコナヒョウダニなどではなく、屋外の落ち葉や草むらに住むマダニには要注意です。

犬や人に寄生して、貧血、アレルギー性皮膚炎、ダニ麻痺症、バベシア症など多くの症状を引き起こし、重症の場合は死亡してしまいます。

オリーが発症したダニ麻痺症はどのようなものなのでしょうか。

■ダニ麻痺
マダニの唾液に末梢神経性毒が含まれることがあり、この毒により後肢、前肢、胸部と麻痺が起こり、呼吸不全で死亡する場合もあります。

出典:札幌市東区の動物病院、さっぽろ元町動物病院へ|トピックス


オリーが歩けなくなってしまったのは、このダニの毒が原因だったのです。

ダニは1年中活動していますが、特に春先から晩秋まではさらに活性化していますので、注意が必要な時期です。

薬を利用する、ダニ除け機能付きの洋服を着せる、できるだけ落ち葉や草むらなどに近づけない、散歩から帰ってきたらブラシをかけ体に付着していないか確認するなど、予防と対策をすることが大切です。

しかし、数ミリに成長している親ダニは発見しやすいのですが、1ミリにも満たない子ダニは人間の目で見つけにくいのです。

いくら万全を期してもダニはいつの間にか皮膚に吸着しており、場合によっては犬の皮膚の上で子を産んで増殖します。

オリーはキャンプに行くとき「ダニ除けの首輪」をしていたといいます。ダニ除けの効果が高いのは、スーパーなどに売られているものよりも、動物病院で出す動物用医薬品がオススメです。

万が一愛犬の様子がおかしくなったら、ダニの寄生を念頭に入れておきましょう。

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Tsunayoshi ひまわり
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