深い悲しみと孤独に支配された野良犬

引用の出典元:www.youtube.com

2017年3月、ルーマニアの街を彷徨っていたところを捕獲された1匹のメス犬。その顔には一切の感情がなく、目にはまったく生命力が宿っていませんでした。

彼女の目には、深い悲しみだけが宿っていました。孤独な野良犬生活のせいで、彼女はすでに精神が壊れていたのです。

ルーマニアにある動物保護団体『Howl Of A Dog』のスタッフは、シェルターに収容されているこの犬には特別なケアが必要だと感じます。

メス犬は"ドラ"と名付けられ、スタッフによってシェルターから引き出されることに。しかし、ドラの情報はまったくなく、スタッフが判り得ることは孤独な野良犬生活を送っていたであろう、ということだけでした。

野良犬生活がドラから感情を奪った

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スタッフはドラを動物病院に連れて行きます。十分なエサにありつくことがなかった彼女の体重はとても軽く、治療が必要な皮膚疾患もありました。

病院でシャンプーをしてもらっている間も、ドラの瞳はうつろなままで嫌がる仕草さえありません。生きる気力を失った犬の目がこんなにも悲しいものだとは…。



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保護されて最初の1週間は、ドラの尻尾は常に足の間に押し込まれ、頭を深く下げたまま歩くことしかできませんでした。



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右耳にはケンカか怪我による裂傷の跡があり、野良犬生活がどれだけ過酷なものかを物語っています。

尻尾を振り正気を取り戻した瞬間

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スタッフたちは毎日ドラに話しかけ、優しく体を撫で続けます。ドラの壊れた心をケアするには、根気強く接するしかありません。

そんなドラに変化が現れ始めたのは2週間が過ぎたころ。スタッフの顔を見上げたドラが瞬きをしながら初めて尻尾を振ったのです。



まるで、その瞬きはドラが正気を取り戻し始めたサインのようでした。風の匂いを嗅ぐ心の余裕も出始めています。

そして、ドラはこの場所が安全であることを認識し、スタッフの手からオヤツを食べられるまでに回復していくのです。

犬友達と無邪気に遊び散歩を楽しむドラ

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それからのドラはどんどん元気を取り戻し、犬友達とじゃれ合う楽しさも覚えていきます。

2ヵ月後、たくさんの愛情と経験を与えてもらったドラの瞳はキラキラして、こんなにも穏やかで愛らしく生まれ変わりました。



人間の威嚇やケンカを売ってくる野良犬から逃げるときにしか走ったことのないドラは、犬友達と走り回る喜びを初めて得ることができました。



リードを付けてもらっての散歩中、匂いに夢中になりながらもしっかりとスタッフの顔を見上げて確認しています。スタッフもそんなお利口なドラを、すかさず褒めてあげていますね。

諦めることなく愛情を注ぎこめば、こんなにも無邪気で愛らしい表情豊かな犬へと生まれ変わることができるのですね。

ドラの願いはただ1つ。たくさんの愛を与えてくれる家族と出会うこと。ルーマニア国内だけでなく、アメリカやカナダ、ヨーロッパ圏から広く里親さんを募集中です。

1日も早くドラを受け止めてくれる優しい里親さんが現れると良いですね。

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Tsunayoshi ひまわり
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