ホームレスと犬の厳しい現実

引用の出典元:www.theguardian.com

厳しい季節が訪れると、屋根を持たないホームレスたちにとっては地獄のような毎日が待っています。

それはアメリカのLouisvilleで暮らすShawn Harmonにとっても同じこと。彼は雪が道路を凍らすような寒い日に町の交差点に出て「仕事求む」と書かれた段ボールを手にしていました。

彼の隣には愛犬のピットブル・Tuckerの震える姿が。通りがかりの女性がコートをShawnに差し出すと、彼はすぐさまTuckerの体に被せてやります。

また他の人は彼らにブランケットを、ある人はポケットに残っていた小銭を...そんな小さなことがホームレスである彼らの助けとなっていたのです。

ホームレスと犬を救うMy Dog Eats Firstとは?

そんな厳しい状況化のShawnとTuckerを救ったのが、Luoisvilleで設立されたMy Dog Eats Firstでした。

ホームレスの人たちはシェルターなどに避難することができますが、一緒にいる犬も大歓迎、という所は決して多くはありません。

ペットと共に社会から見捨てられ心を閉ざしているホームレスの人たちに、人間の愛を感じて欲しいと2年前に設立されたのです。

My Dog Eats Firstは、保護されたペットのご飯の無償提供や配給、獣医による診察、害虫駆除のためのスプレーケアなどを行っています。

彼らの活動はすべてボランティアの力と寄付によって成り立っているため、毎週水曜日の夜にホームレスの人たちや犬へサービスの提供をすると同時に、多くの人たちに彼らの活動を知ってもらえることを願っています。

ホームレスと犬に社会の助けが必要な理由

多くの家を持たないホームレスの人たちは、心に傷を負っていたり鬱にかかっていたりと、何らかの精神的な病を抱えています。My Dog Eats Firstに助けられたShawnも躁うつ病を患っていました。

うつ病は専門医にかかって適切なカウンセリングや薬の処方で改善する見込みが得られますが、これらの薬は保険が利かないことが多くお金のないホームレスの人たちが継続的に病院にかかったり薬を処方してもらうことはできません。

したがって、うつ病特有の行動が職場で問題視されクビになり、その後も新たに仕事に就けない、しかしうつ病を治す薬も買えない、という悪循環に陥ってしまうのです。何も持たない彼らにとって最後の信頼できるこの世のすべてがペットだったのです。

そんなホームレスと犬たちが社会に戻れるようにするためには、社会の方から彼らに温かい手を差し伸べることが先決だとMy Dog Eats Firstの活動が教えてくれています。

ホームレスの人たちの大切な宝物であるペットも一緒に支えていく、そんなMy Dog Eats Firstの活動を私たちも応援していきましょう。

「生きる事」はすべての動物に与えられた使命

心の病を抱えるホームレスの人たちは、長い期間社会からの援助もなく厳しい状況化に置かれています。

心身ともにバランスを崩して自らの命を絶ってしまう人も少なくありません。犬と一緒に町を彷徨う彼らも、ただ無力なだけで決して無意味な存在ではないのです。

恵まれた環境にいる私たちができる少しの寄付が彼らの社会への信頼を取り戻し、愛犬と一緒に命を繋いでいけることができるのです。

外出するのが億劫になるような季節には、屋根を持たずに外で暮らす人や犬たちのことを考えてみてくださいね。

参照:I Might Be Homeless, but My Dog Eats First

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi cba-kyoto
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