膨らんだお腹が苦しくて鳴いていた子犬

引用の出典元:www.youtube.com

カンボジアの動物保護団体『AnimalSTEP』は、異様に腫れたお腹のせいで、起き上がることもままならない子犬を2匹保護しました。

発見したとき、砂まみれになった子犬はひっくり返ったまま背中を動かし、苦しそうに鳴き声を上げていました。

ようやく起き上がった子犬ですが、すぐに横たわったままの兄妹犬の様子を覗き込みにいきました。しかし、すでに虫の息で、しばらくして亡くなってしまいます。

生き残った子犬には"バナナ"と名付けられ、すぐに動物病院へ搬送されました。

タンパク質の低下による腹水

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診察を進めるにつれ、バナナの体にはたくさんの腹水が溜まっており、白血球数も低すぎることが判ります。

下痢をしていたバナナを診た獣医師は、血液中のタンパク質、特にアルブミンが低下したことにより腹水が溜まる「腸リンパ管拡張症」ではないか、と診断しました。

獣医師は慎重にバナナのお腹から水を抜いていきます。無麻酔による治療だったこともあり、バナナは時折苦しそうな声を出してながらも頑張って耐え抜きます。

元気を取り戻し「お手」まで覚えた子犬

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医療チームは、なんとか生き残ったバナナの命をつなぎたいと、懸命に治療を続けます。しかし、完治することが難しい病気ということもあり、お腹の腫れはすぐには小さくなりません。

医療チームは病気にあった食事や薬でバナナを根気よく面倒看続けます。ある日は、ケージから出てスタッフに励まされながら歩きます。

またある日は、スタッフが教えた「お手」や「おかわり」まで披露してみせます。

嬉しそうに尻尾を振り続けるバナナは、とても人懐っこい良い子に育っていきました。

適切な治療と愛情をもらったバナナの病状は日に日に良くなっていき、ゆっくりと愛らしい姿を取り戻していくのです。

病気は寛解し里親の元へ!

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バナナにとっても辛い治療が何カ月も続いたのち、ようやく寛解に至ります。

バナナは、スタッフの手遊びに夢中になって甘噛みするような、ヤンチャな犬に成長しました。

今にも消えてしまいそうだった小さな命は、動物保護団体や医療チームのおかげで見事に復活したのです。

そして、動物保護団体がバナナの里親探しを始めたところ、ついに!バナナを家族に迎えたいという心優しき里親さんが現れました。

完全に治ることは難しい病気ですので、山あり谷ありの犬生かもしれません。それでも亡くなってしまった兄妹犬の分まで、元気に生きてくれることでしょう。

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