殺伐とした道端に捨てられた飼い犬

引用の出典元:www.facebook.com

カリフォルニア州に本拠地を置く動物保護団体の『Kings SPCA-Rescue』のスタッフは、人里離れた道端に捨てられている1匹の犬を保護しました。

スタッフが"バンジョー"と名付けた犬に声を掛けても、一切その場から動こうとしません。しかし、見るからに犬の体は衰弱しており保護する必要がありました。

この辺りには食べる物や水もなく、あるのは枯れた小枝ぐらいなもの。すぐにでも救助しなければ犬は餓死してしまいます。

スタッフが近づいて餌を与えても、バンジョーは怯えるようにして逃げてしまい、あたりは徐々に暗さを増してコヨーテまでもが吠え始めるのでした。

そこは、飼い犬が捨てられるホットスポットだったのです。

世界でもっとも忠実な犬

引用の出典元:www.littlethings.com

それでも諦めずに何時間も餌付けにチャレンジし続け、夜露で地面が湿ってきたころ、ようやくバンジョーは逃げなくなりお腹を触らせてくれるまでに心を開いてくれました。

車に乗せるまでのバンジョーはパニックを起こすこともなく、ただただ元いた場所を見つめ続けます。

無下に捨てられたバンジョーは、飼い主からの「待て!」の指示をひたすらに守り通していたのです。

「ここで待っていれば必ず迎えに来てくれる」飼い主の最後の言葉を信じて、何日間もその場に居続けたバンジョーの心を想うと涙がこぼれます。

怒りと悲しみで書き綴った元飼い主への手紙

引用の出典元:www.littlethings.com

スタッフは、無責任な飼い主への怒りとバンジョーの抱えた辛さを噛みしめました。

そして、バンジョーが一番愛し信頼していたはずの元飼い主宛てに手紙を書き、バンジョーの写真と共にFacebookに投稿したのです。

【この犬を捨てた卑劣な元飼い主へ】

私たちは、道端に放棄されたあなたの犬に気づいた人々からのメールを受け取っていました。日付を見て、あなたの犬は少なくとも土曜日の朝からそこに座っていたでしょう。

忙しかった私たちがメッセージに気づいたのは、今日の午後3時でした。メールに書かれた場所に行くと、確かに彼はそこにいました。

彼はあなたを待っていたんです。

彼はあなたが待てと言った場所から去っていなかったんですよ。彼は本当にいい犬でした。彼は、世界で一番大好きなあなたの背中を見ながら、この場所に留まっていました。

彼はあなたが必ず戻って来ることを望んで、道路を通るすべての車を見ていました。あなたの犬は寒さに打ち震え、空腹のまま何日も怯えながらそこに座っていたんです。

彼はあなたを待っていました。

彼はあまりの空腹に小枝を食べていました。

あなたは彼が幸せに生きる権利を奪ったのです。彼は、あなたが仕事に出た後も、郵便を取りに外に出ただけでも、あなたが戻って来ることを全力で喜んでいたはずです。

ときにはあなたの頬をつたう涙をぬぐってくれたことでしょう。あなたがお皿に残してくれたものを心待ちにしていたことでしょう。

しかし、彼はもうあなたを待つことはありません。

置き去りにされ怯えるバンジョーを私たちは保護しました。バンジョーを痛めつけるものは何一つないことを伝えると、彼は安心して心を開いてくれたんです。

大きな体のバンジョーを抱きかかえ車に乗せてからシェルターに向かうまでの道中、ずっとあなたを想って彼が鳴いていたことを知らないでしょう。

私はあんなに悲しい遠吠えを聞いたことがありません。バンジョーの心が壊れてしまうのではないか、と思うほどの魂の叫びだったんです。

車の窓から、バンジョーはあなたの車が通らないかと、必死に探し続けていました。そして彼は、私に向かってワンと吠えたのを最後に静かになったんです。

そして、私の膝に頭を乗せて、寂し気にクンクンと鳴いていました。

あなたはこんな素晴らしい犬の飼い主としての価値はありません。あなたには、犬を飼う資格はありません。

バンジョーはあなたを忘れるでしょう。彼にふさわしい、たっぷり愛情のある家族を得たとき、バンジョーは本当の家族がどういうものなのかを初めて知ることになるでしょう。

私はあなたがなぜ犬を捨てたのか、あなたが誰なのか一切興味はありません。どうせくだらない理由を並べ立てるだけですから。

あなたは本当に人でなしです。私はあなたの人生が不幸と不健康に満たされるよう祈っています。

出典:Dear The Callous POS owner of this dog,Today... - Kings SPCA-Rescue


この手紙を読んだ人たちは、二度とこんなに悲しい思いをする犬がいなくなるように、と心から犬の幸せを願うコメントを寄せました。

幸せな表情と健康を取り戻す

引用の出典元:www.facebook.com

動物保護団体の手厚いサポートによりバンジョーは体力を取り戻し、仲間の犬たちと走り回る楽しさを覚えました。

そして、かつて自分を捨てた飼い主の記憶を捨て、笑顔を見せるようになっていったのです。今ごろは永遠の家族の元で暮らしているに違いありません。

保護活動をする中で、スタッフたちは毎日のように非情な飼い主への怒りを感じているはず。それでも、保護犬にとってスタッフの負の感情は重荷でしかありません。

スタッフたちは怒りの感情を保護活動の原動力に変え、笑顔で犬たちの幸せだけを願って活動し続けています。

こうした地道で過酷な保護活動があるからこそ、多くの犬たちの命が救済されているのですよね。

絶対に犬を捨てない、犬を愛し続ける、そんな簡単なことさえできない人がいることが、本当に悲しく思えます。この地球から動物保護団体が不要になるまでに、あとどのくらいかかるのでしょうか…。

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