高速道路を走る車を眺めるしかなかった野良犬

引用の出典元:www.youtube.com

インドの高速道路に1匹の野良犬が紛れ込みましたが、誰も車を停めて助ける気配はありません。

放浪の末に痩せて疲れ切った野良犬は、高速道路の端に座り込んだままです。

多くの車が行き交う中、心優しき人が動物保護団体『Animal Aid Unlimited』に救助要請を入れたようです。

いったいどうやって高速道路に入ってしまったのか、完全に行き場を失った野良犬は助けを待ち、往来する車をひたすら眺めていました。

すぐに現場に向かったスタッフたちが見たものは、いつ車に轢かれてもおかしくない場所で横たわるガリガリの犬でした。

食事と愛に飢えていた野良犬を無事に保護

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高速道路には中央分離帯があったもの、犬が横たわっていた場所はまさに道路際。1歩間違えればバイクや車にはねられてしまう危険があります。

スタッフが慎重に野良犬に近づいていくと、耳に酷いケガを負っており、すでに虫がたかっていることがわかりました。

犬は何度も頭を振り、耳を蝕もうとする虫たちを払おうとしていました。しかし、その度に犬の耳には激痛が走ります。

痛みを紛らわせるかのように、犬は突然道路の真ん中に向かって歩き始めてしまいました。スタッフは大きな声で犬を呼び、すぐにオヤツを与え始めます。

野良犬はかなりの空腹だったとみえ、尻尾を振りながらオヤツを貪り始めました。犬は美味しい食事と愛に飢えていました。

その間も、車はクラクションを鳴らし走り抜けていきます。インドではまだ動物愛護精神が根付いていないのでしょう。

スタッフは持参した布を犬の体全体に静かに掛け、抱き上げるタイミングを見図ります。ここで救助に失敗すれば、車に轢かれるか虫にやられるかして野良犬の命はありません。

そして数分後。無事に野良犬を抱き上げて、車へと保護することができました。

ケア中も協力的な優しい犬

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『Animal Aid Unlimited』に併設された『Animal Aid hospital』で、犬の治療が始まりました。

"アーネスト"と名付けられた犬は、彼らが自分の命を助けてくれることを最初から理解しており、まったくもって治療中もおとなしく協力的でした。

しかし、アーネストの耳はちぎれてこそいませんでしたが酷く損傷しており、すでにハエによる感染症にもかかっていたのです。

治療にあたった救助者は、アーネストは痛みが激しかったにもかかわらずケアしてもらえることを喜び、ここが安全な場所だということを認識していたと言います。

赤ちゃんのような瞳がいじらしい

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そして数週間に渡る治療と休息を経て、アーネストは完全に元気を取り戻しました!

抱っこされたアーネストは、まるで赤ちゃんのような可愛い表情でスタッフを見つめます。

この動物保護団体は治療が必要な犬を保護して回復したあとは、犬を里親に出すのではなく再び街に返します。

インドと日本では保護したあとの犬の扱いに違いがありますが、1匹でも多くの命を守ろうとする気持ちに変わりはありません。

人間にも良く懐くアーネストは、このままいけば再び街に戻されるはずです。安全な場所を見つけて幸せに暮らしてほしいですね。

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Tsunayoshi ひまわり
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