悪質ブリーダー向けに飼育されていた108匹の犬

引用の出典元:mashable.com

ミズーリー州のとある街で、悪質ブリーダーの情報を掴んだボランティア女性たちは、全頭の救出作戦を計画します。

その結果、問題の悪質ブリーダーの手から、96匹もの「キャバリア・キングチャールズ・スパニエル」や7匹の「柴犬」、「フレンチブルドッグ」など、108匹もの犬たちが救出されました。

108匹は不衛生な飼育環境と満足な食事が与えられていなかったせいで抵抗力が落ち、多くの犬が感染症にかかり目や耳が不自由になっていたのです。

しかも、こんな状態でパピーミルの業者向けに販売する予定でした。

犬のオークション会場に乗り込む!

引用の出典元:mashable.com

わずか8人という小さなボランティアグループ『キャバリアレスキューUSA(CKCSCR)』による救出作戦を可能にしたのは、『GoFundMe』で集まった2,250人からの寄付金があったからこそです。その額は2千万円を超えました。

彼女たちは、問題の悪質ブリーダーの調査に何ヶ月もかけ実態を把握します。そして、この多額の寄付金を用いて108匹全頭を買い上げる計画を立てたのです。

彼女たちはアラバマ州の弁護士イングラム氏に計画の内容を伝え、オークション会場に出向いてもらうようお願いしました。

いよいよ悪質ブリーダーが犬たちを出品する日が来ます。そして、イングラム氏は世界中の人の熱い思いが込められた多額の寄付金を武器に、オークション会場に乗り込んだのです。

オークション会場に響き渡る業者の声

引用の出典元:mashable.com

オークション会場に集まるのは、犬を道具扱いして赤ちゃんを産ませ続けることが目的のパピーミル業者ばかり。

会場内には、それを証明するかのような恐ろしい声が響き渡ります。

「おー!この犬はもう妊娠しているじゃないか!」

「この犬は金になるぞー!」

イングラム氏は、何としてもこうした業者よりも高い金額で落札する必要があるのです。どれだけの重責を負っていたことでしょう。

その時の切迫した気持ちを「私は巨額の責任が私に委ねられていたと感じました」と語っています。

108匹全頭落札、救出成功!

引用の出典元:mashable.com

オークションでCKCSCRに代わって入札を行ったイングラム氏は、わずか3時間ですべての寄付金を使い果たします。

しかし、オークションに使ってほしいという寄付金が800万円も寄せられ、他の団体も1千万円を超える寄付をしたのです。

このことで106匹の犬たちを他の業者よりも高値で落札し救出に成功します。残った2匹はすでに業者の手に渡っていましたが、CKCSCRとの約束である全頭救出を成し遂げるため、業者から最後の2匹を買い取りました。

こうして108匹、すべての犬を救出することに成功したのです!


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オークション会場から救出された108匹は、獣医たちの手によって手厚い治療が施されました。その後、ボランティア団体の施設で保護され、里親探しが始まります。

8人の女性たちが懸命に犬たちの新しい飼い主探しを続けたおかげで、ほとんどの犬は里親に引き取られていきました。まだ里親が現れない犬たちもいますが、パピーミルに売り飛ばされる心配はありません。

今回の救出にあたり多くの寄付金が集まったことは素晴らしいことです。これだけの犠牲犬が救出され新たな生活を始められたことも事実。

しかし、落札金そのものは"悪質ブリーダーが手にしている"という問題が残ります。新たな資金を得て、再び犬をかき集めることは目に見えています。

この救出作戦は2014年に決行されたものです。根本的なパピーミル根絶に向けて今も様々な機関や団体が活動を続けているので、できるだけ早く根絶されることを願いましょう!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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