個人アニマルシェルターの廃業で発見された犬

引用の出典元:www.facebook.com

アメリカのテキサス州にある個人アニマルシェルターは、オーナーがガンを患い廃業することになりました。

2016年4月、廃業シェルターに「The Forgotten Pet Advocates」という動物愛護団体が犬たちを引き取りに行きます。そこにいたのがラブラドールのミックス犬、デイジーでした。

スタッフたちは太ったデイジーを移動させようとしますが、彼女は立ち上がることはできても、すでに上手に歩けない状態だったのです。

車に運び込むにあたり、男性スタッフ3人でデイジーを抱きかかえる方法が取られました。

デイジーの肥満の原因は?

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70キロを超えているデイジーは、太り方が普通ではないことから、何らかの病気を抱えていることは明白でした。獣医によって診察が行われたものの、すぐには肥満の理由が解明できませんでした。

おそらくホルモン異常ではないか、という推測の元に何度か精密検査が行われた結果、ようやくデイジーの肥満の原因がわかりました。

デイジーの胴体をここまで大きくさせてしまった原因は食べ過ぎなどによるものではなく、「甲状腺機能低下症」だったのです。

中型・大型犬にみられるホルモンの病気で、死亡率は低いものの甲状腺ホルモン製剤の投薬治療は一生涯続きます。

デイジーに楽しく暮らしてほしい

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元いた場所から見知らぬ環境に連れてこられ、悲しそうな表情を見せるデイジーに、ストレスを少しでも軽くしてあげようと、スタッフの発案で同じシェルターで暮らす「マイキー」と遊ばせてみることにしました。

デイジーは嬉しそうにマイキーのニオイを嗅いですぐに仲良しになります。マイキーと一緒に過ごすことで、デイジーの胴周りはすぐにスッキリし始めて、ウエスト110センチにまで減ったのです。

もちろん、これでも太り過ぎですが、それまでの動きとは見違えるほど活発になり、表情まで明るく変化していきました。

マイキーとおもちゃで遊んだり、スタッフと一緒に散歩したり、犬仲間と一緒に芝生を満喫します。スタッフの支えがなくても一人で歩けるまでに回復し始めました。

デイジーにはいつまでもこんな楽しい日々を過ごしてほしい、とスタッフは思っていました。

しかし、デイジーの旅はそろそろ終わりを迎えようとしていたのです。

デイジー、天国で走り回ってね!

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スタッフはデイジーを応援してくれる人たちに向けて、デイジーが歩けるようになった姿を動画に撮り、フェイスブックにアップし続けました。

デイジーは亡くなる日の直前まで歩くことができていました。スタッフからの声かけに応えるようにして、ゆっくりと側に歩み寄ってきます。

そして5月12日の早朝、デイジーは虹の橋をゆっくりとした足取りで渡っていきました。フェイスブックにアップされた数々の動画は、まさに、デイジーが一生懸命に生きた証しです。

デイジーにはもっと長生きしてほしかったですが、生きてきた年月だけで幸せを推し量ってはいけないのかもしれません。

少なくとも彼女の最期の1ヶ月は喜びに満ちていたのですから。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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