ミニチュア・ダックスフンドの外見の特徴:実用性に優れた胴長短足のユニークな姿

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ミニチュア・ダックスフンドの外見は胴長短足で、他の犬にはない特徴を持っています。

この特徴的な体型は狭く細い穴の中にもぐり込んで作物を荒らす害獣(アナグマやキツネなど)を吠えたてながら追いかけ、狩るために作り上げられました。

元々作られたスタンダードサイズはアナグマを狩るために作られましたが、害獣のサイズにあわせてミニチュアサイズやさらに小さなカニンヘンサイズも誕生しました。

主にウサギ狩りをしていたミニチュア・ダックスフンドの平均的な体高は15~20cm、体重は4~5kg。

被毛の種類は3種類あり、長く柔らかな絹糸状のロングヘアード(長毛種)、短く光沢のあるスムースヘアー(短毛種)、厚い針金状のワイヤーヘアード(剛毛種)となっています。スムースヘアードは密生したシングルコートで、ロングヘア-ドとワイヤーヘアードは細くやや短めのアンダーコートの生えたダブルコートです。

カラーはブラック、チョコレート、レッド、イエロー、クリームなどさまざまで、その模様もブラック&タンのような2色タイプやまだら模様のダップル、縞が入るブリンドルなどがあり多種多様です。
また、ワイヤーヘアードはワイルドボアや枯れ葉色と言われる色であることが多いようです。

ミニチュア・ダックスフンドの歴史


ミニチュア・ダックスフンドの原産国はドイツ。
「ダックスフンド(ダックスフント)」という名前はドイツ語で「アナグマ犬」という意味を持っています。

ミニチュア・ダックスフンドの元となったスタンダード・ダックスフンドの歴史は不明点が多くさまざまな説があります。16世紀頃にはそれらしき犬がいたという記述がある書物も見つかっていますが、はっきりしていません。

やや小さなサイズであるミニチュア・ダックスフンドが登場したのは1900年頃。作物を育てている場所に現れる害獣やウサギなどの狩りのために作り出されました。

獲物の捜索、追求、狩り出しなどハンティングの場で幅広く活躍する優秀な狩猟犬として重宝されました。

狭い穴にも入り込めるように体高を引くくし、土中からでも居場所が特定できるようによく響く大きな声が出せるように改良されたため、今でもその特徴が残っています。

ミニチュア・ダックスフンドの性格:好奇心旺盛で人が大好き、魅力いっぱいの家庭犬

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ミニチュア・ダックスフンドは家庭犬として非常に人気が高いことからもわかるように、社交的で遊び好き、人と暮らすことに向いている犬種です。

小さいながらもタフで好奇心旺盛なため、アウトドアなどを含めたドッグライフを楽しみたい人にもおすすめ。

明るく陽気で愛情要求が高めのため、飼い主からかまってもらうことも大好き。自分の気が済むまで飼い主にまとわりついてくるようなこともあり、それがまた家庭犬としての愛くるしさを感じさせます。

ただし、全ての要求に応じていると徐々にわがままになり、本来持っている自己主張の強さが前面に出てきてしまい吠えや噛みつきといった行動としてあらわれてしまうことも少なくありません。

自分よりも大きな害獣に向かって吠えかかる気の強さや神経質さ、警戒心も持っているため、ちょっとした刺激で吠えやすいという一面も持っています。

また、毛質によって見た目の印象がかなり変わりますが、性格にも毛質による傾向があると言われています。ロングヘア-ドはおとなしく甘えん坊、スムースヘアードは陽気で人なつこい、ワイヤーヘアードはやんちゃでいたずら好き、などと言われています。ワイヤーヘアードは、掛け合わされた犬種の影響で、テリア気質がやや強く出ています。

上に挙げた気質は、どれもミニチュア・ダックスフンドに共通する性格でもあります。繁殖の経歴、元となった犬から引き継いだ性格が毛質による傾向として出るようですが、どんな面が強く出るかはやはり個体差が大きいものです。

ミニチュア・ダックスフンドの寿命はどれくらい?


ミニチュア・ダックスフンドの平均的な寿命は13~17年。

寿命については個体差が大きく一概に当てはまるわけではありませんが、ミニチュア・ダックスフンドは比較的長寿の傾向が強いとされています。

健康状態や寿命には食生活や運動、生活習慣が深く関わってくるため飼い主の関わり方や管理も重要なポイントです。ミニチュア・ダックスフンドの健康をおびやかす要因として、その特殊な体型が考えられるので特に注意が必要。

椎間板ヘルニアになりやすい体型で、重症になると歩けなくなってしまうことも。しっかりと食事を取って、適度な運動を続けることが健康的に長生きするためには欠かせないことです。

若い頃から太らせすぎないように、そしてできるだけ腰に負担をかけずに過ごせるように配慮してあげましょう。

ミニチュア・ダックスフンドの気をつけるべき病気

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ミニチュア・ダックスフンドで気をつけておきたい代表的な病気は椎間板ヘルニアです。

胴が長いため背中や腰が反ってしまいやすく、腰椎付近に大きな負担がかかってしまうのです。さらに、ミニチュア・ダックスフンドは肥満傾向が強いため、より腰への負担が大きくなると考えられます。

椎間板が変形して、症状が進むと激痛で歩けなくなってしまったり下半身麻痺になってしまうことも。

他にも大きく長いたれ耳を持っているため外耳炎になりやすかったり、眼疾患になりやすかったりしますのでこまめなケアや定期的な検査が大切です。

因果関係は明確になっていませんが、統計データ的にミニチュア・ダックスフンドがワクチンアレルギー(アナフィラキシーショック)を起こす確率が高いということがわかっています。特にアレルギー体質の場合などは、多すぎる種類の混合ワクチンを避け、摂取後の状態の観察を怠らないようにしましょう。

また、ミニチュア・ダックスフンドは今となっては安定した人気犬種ですが、流行り始めはやはり爆発的な人気であったため、乱繁殖が行われていたことも事実です。

現在シニア期に入ろうかという年齢の個体の中には、近親繁殖や乱繁殖などによって生まれた個体も少なくなく、遺伝性や先天性の病気を抱えていることも多いと言われます。体型や歩き方、普段の様子でおかしいと感じることがあればできるだけ早めに獣医師に相談し、適切な検査を受けるようにしましょう。

ミニチュア・ダックスフンドの飼い方や向いている家庭


ミニチュア・ダックスフンドは陽気で人が好き、賢い性格を持っているので飼いやすい犬種だと思います。

かまってもらうことが大好きで、飼い主が家にいる時はそばにいようとしますが、自立心も持ち合わせているため留守番時間もそれほどストレスなく過ごせるタイプです。

小さいながらも体力があり好奇心も旺盛なので、毎日しっかりと散歩をしたりボール遊びなどをして欲求を満たしてあげるようにしましょう。

本能を満たしストレスを発散させることで、いたずらや無駄吠えなどが減るので特に狩猟本能を満たすような、引っ張りっこ遊びやおもちゃを追いかけさせるような遊びを取り入れるといいでしょう。

ただし歴史や気質上、吠えやすいという一面を持っており、さらにその吠え声はよく響く大きなものとなっています。

そのため集合住宅などでは吠え声によって騒音トラブルになってしまう例もあるので、小さなうちからしっかりとしつけをしてできるだけ吠えることをコントロールできるようにしましょう。

さらに独特な体型により、腰や膝に負担がかかりやすいので、その負担を減らすことを常に心がけて生活環境を整えてあげましょう。生活スペースはすべりにくい床にするようにし、むやみにジャンプさせたり段差の大きな階段を使いすぎたりしないように気をつけましょう。

かわいすぎてズルイ!!ミニチュア・ダックスフンドのおもしろ動画♡

引用の出典元:www.youtube.com

大好きなパンを守るため、意外な手を使うミニチュア・ダックスフンド♪

これはずるい!かわいすぎて反則です・・・♡

本当は叱るべきところかもしれないけど、こんなにかわいいことされたらもうお手上げです。

ミニチュア・ダックスフンドの魅力や特徴まとめ


ミニチュア・ダックスフンドは小型犬ながら色々な気質を持ち合わせており、家の中でまったりすごす時も、外でアクティブに過ごす時も、いつでもそばにいてくれる理想的な家庭犬だと思います。

素晴らしい能力を持つ優れた犬種のため、トレーニングなども意欲的に取り組んでくれます。

しかし明るくタフな性格が裏目にでて問題行動となってしまうこともあり、しつけの相談が多い犬種でもあります。

小さいからと油断せずに、飼い始めたらできるだけすぐにしつけに取り組むと「家庭内のアイドル」「ドッグスポーツの相棒」など飼い主にとって最良の存在になってくれることでしょう。

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