死に際を見せたくない犬たち

引用の出典元:shutterstock.com

介護していた愛犬がほんの少し目を離した間に死んでしまっていた…
老犬を庭で日向ぼっこさせていたら、庭の隅で静かに息を引き取っていた…
前日まで元気だったのに、翌朝目が覚めず突然死してしまった…

多くの犬の飼い主さんと接していると、時々そんな話を聞きます。
そしてその多くの飼い主さんは「死に際を看取れなかった」と、後悔していることがあります。

どうしてそのようなことが起きたのか、犬はどうしてそんな行動を取ったのか、少しだけ犬の気持ちの想いを馳せて、考えてみたいと思います。

飼い犬ならではの家族への愛情

引用の出典元:shutterstock.com

犬は人の生活に深く入り込み、心情を理解したり癒したり、時には不可思議にも感じるような行動を起こすことがあります。

自分が病気で弱っていても、飼い主さんの前では気を張って元気を装ってしまうタイプ、大好きな飼い主さんに弱っていくところを見られたくないと思うタイプの犬もいると考えられています。

そうでなければ説明がつかないような「病状と犬の様子のギャップ」が飼い犬には多く見られるそうです。

飼い犬にもやっぱり「動物」としての本能がある

引用の出典元:shutterstock.com

飼い主さんへの愛情や、想いからそっと静かに息を引き取っていく選択をする犬もいるでしょう。

しかし、その根本にはやはり動物としての本能があるのだと思います。
動物は傷ついた時、人間のように「痛い!苦しい!誰か助けて!」とは叫ぶことはしません。
ただ、誰もいない静かな場所で体を休め、回復を待つのです。

生まれる時と死ぬ時は、もっとも本能が強く出てくる時です。
動物としての本能やプライドで、弱っていく姿を誰にも見せまいと自分を守る意味もあるのかもしれませんね。

「看取る」ことだけが、愛情表現ではない

引用の出典元:shutterstock.com

冒頭でお話ししたような「死に際を看取れなかった」と思っている方がいたら、どうか後悔しないでほしいと伝えたいと思っています。

なぜなら、犬は飼い主を想って、もしくは自らそれを望んだのだから。
そして、飼い主のそばで最後まで幸せに過ごせたことを満足して、息を引き取っていったのに違いないからです。

犬としての本能やプライドを守った、犬からの愛情を受け取ったと考えて、亡くなった犬たちのために、どうか幸せに見送ったと思ってあげて下さいね。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事についたタグ