肉球がないという致命的なハンデを持った子犬

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犬にとって肉球は歩くために欠かせないパーツですが、タイで生れたシベリアンハスキーの子犬は、先天的な疾患により4本の足、すべてに肉球が備わっていませんでした。

肉球は角質層が分厚くなったもので、地面からの衝撃を吸収し骨や関節を守っています。また、熱さや冷たさやデコボコなど、地面の状態を探知する大切な感覚器官でもあります。

犬にとって肉球がないということは、非常にリスクが高いのです。しかも、この子犬はお尻や腰の辺りの状態も悪く、自力で長い時間立っていることさえできません。

こうしたハンディキャップを抱えたシベリアンハスキーの子犬が生まれた原因は、近親交配ばかり行うバックヤードブリーダーのせいでした。

どういう経過はわかりませんが、この子犬はバンコクの動物保護シェルターに保護されて、里親さんが現れるのを待っていました。

日本であればおそらく殺処分されてしまっていたかもしれませんが、タイ王国では犬の殺処分は基本的に禁止されています。

幸せになるためのセカンドチャンスを与えたい!

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動物保護シェルターのフェイスブックで、里親さんを募集していましたが、子犬にはハンデキャップがあるため、そう簡単には里親さんは現れませんでした。

しかし、この子犬の運命に、神が舞い降ります。フェイスブックを見ていた男性のキットさんは、子犬を一目見た瞬間に、「この子犬が幸せになるためにセカンドチャンスを与えたい!」と、全身に電気が走ったのです。

もちろん、子犬の抱えているハンデは知っていました。だからこそ、自分が里親となり子犬に幸せを与えたいと渇望したのでしょう。

彼は迷わず子犬を引き取り、"マヤ"と名付けました。

想像以上に大変な日々を乗り越えて

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マヤとの暮らしは想像以上に大変でした。キットさん自身、ハンデを抱えている犬と暮らすのは初めてのこと。立つことも歩くこともままならいマヤでしたが、家族も率先してマヤの面倒を行ってくれました。

家族は、マヤにとってできるだけ快適な環境を整え始め、キットさんは「大丈夫、ちゃんとマヤを幸せにする!」と改めてマヤへの想いを深めていくのでした。



マヤの肉球が少しでも良くなるようなケアも続けます。

車椅子がマヤをさらに幸せにしてくれた

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キットさん家族が子犬のマヤを迎え入れてから3年が経ちました。今、マヤは専用の車いすを装着して、公園の芝生の上で走り回ったり砂浜で波と戯れたりと、犬として生まれてきた幸せを満喫する日々を過ごしています。





さらに、マヤには同じシベリアンハスキーの家族までできたのです。マヤとマモン、2匹とも本当に可愛い瞳でとても幸せそう!




一生涯、バンコクの動物保護シェルターで過ごすことになっていたかもしれないマヤの運命は、心優しい里親さんによってセカンドチャンスが与えられましたね。

愛犬に障がいがあると、健常な犬よりもさらに密接にかかわらざるを得ません。筆者の愛犬もまた、盲目というハンデを抱えて生きています。

日々、ハラハラすることもありますし手間もかかります。しかし、それは苦労ではなく、愛犬との絆が何倍にも太くなったと思えます。

素敵なセカンドチャンスは、私たち人間の手にかかっているのです!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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