ひどい虐待を受けていたピットブルのゼウス

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ピットブルのオス・ゼウスは、虐待のあげく捨てられてしまい、アメリカの中でも殺処分率が高いテキサスの「ハイキルシェルター」に収容されていました。このままでは、ゼウスは残りわずかな命でした。

そんな中、フィラデルフィアにある動物保護施設「スペランザ アニマルレスキュー」が、ハイキルシェルターからゼウスを保護します。その時、ゼウスと一緒に保護された犬たちがいましたが、その犬たちはすぐに里親が見つかりました。

保護された当時のゼウスは、野球のバッドで叩かれたようなあざが全身にあり、なんと、目を片方失っていたのです。いったい、どんな虐待を受けていたのか計り知れません。

キュートなピットブルも捨てられた犬だった

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一方、メスのアビーも同じ動物保護施設によって保護されていました。4歳の美しいピットブルは、保護されてからすでに2年が経っています。

泳ぐことやハイキングが大好きなキュートな女の子ですが、猫はちょっと苦手。お腹こすりも得意です。こんなにかわいいアビーですが、なかなか里親が現れませんでした。

なぜ、こんなにかわいい犬が捨てられてしまうのか、愛犬家からすれば理解できないことですが、これが現実なのですね。

二人の出会いとクリスマスの奇跡!

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ゼウスもアビーも、人間に心を閉ざしているだけでなく、同じ犬同士の間でもコミュニケーションを図ることはありませんでした。

そんな二人が、保護施設のスタッフの手助けによって運命の出会いを果たします。互いのニオイを嗅ぎあった瞬間、二人の心は惹かれ合いました。

「アビー、君の噂はスタッフから聞いていたよ。聞いていたよりも、ずっとかわいいね。僕のパートナーになってくれないか!」

「ゼウス、私もあなたのことは遠くからいつも見ていたのよ。少し恥ずかしいから、私から話しかけられなかったの。これからずっと一緒に過ごせるのね!」

スタッフたちは、いつも一緒に散歩する二人の姿を見て、「最愛の伴侶を見つけたのでしょう。」と喜びました。

明るい性格のアビーが、ゼウスの傷ついた心を癒していきました。彼らはまるで、遠い昔から知っていたかのように、深い信頼で結びついたのでした。

二人の出会いから1年半が経ったある日のこと。若い夫婦から、この二人の里親になりたいと、申し出がありました。ちょうどクリスマスの直前でした。

ゼウスとアビーに、まさに神からのプレゼントが贈られたのです。保護施設のスタッフたちは、二人の門出を”クリスマスの奇跡”と呼び、涙を流して喜びました。

真実の愛を育み幸せに暮らす二人

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こんなに二人が強く結ばれているなら、結婚式を挙げようじゃないか!と、飼い主さん夫婦とスタッフ全員でゼウスとアビーの結婚式を盛大に執り行いました。

スペランザ アニマルレスキューで働くスタッフが撮った結婚式の写真です。

ゼウスはまるでアビーを守るぞ!といった凛々しい表情です。アビーは美しいドレスを身にまとい、いつにも増してキラキラとした笑顔でゼウスを見つめます。

二人の結婚式には、ちゃんと神父さんも登場します。神父さんはきっとこう言ったことでしょう。

「ゼウスよ、アビーよ。二人は病める時も健やかなる時も、互いを永遠の伴侶として愛し、大切にすることを誓いますか?」

真実の愛が、悲しい虐待という過去を乗り越えさせてくれたのですね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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