伸びきった爪は肉球を突き刺していた

引用の出典元:www.thedodo.com

5月26日、イギリスの『RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)』は、ハドソンの道端に横たわっていた推定10歳のシャーペイを保護しました。

シャーペイには"グリニス"と名付けられ、獣医の元に緊急搬送されました。かなり衰弱状態にあったシャーペイを診察したところ、彼女の子宮は致命的な感染症にかかっていることが判明します。

獣医や看護スタッフたちは、「ここまで酷い状態の犬を見たことがない、彼女がどれほど最悪な状態にあったのか…」と驚きを隠せませんでした。

犬の爪は一度も切ったことがないとわかるほどに伸びており、爪の一部は3回転もしているものや、自らの肉球を突き刺しているものまであったのです。

獣医は、グリニスには出産・授乳の痕跡があることから、この犬はおそらくパピーミルによって繁殖用の道具として使われていたのであろう、と推測しました。

パピーミルによって虐待を受けていた証拠

引用の出典元:www.facebook.com

それを受けたRSPCAは、このシャーペイがどのように扱われて遺棄されたのか調査を開始し、情報を開示しました。

RSPCA検査官によると、グリニスはかなり痩せており目の感染症や「子宮蓄膿症」という命にかかわる病気をかかえていたそうです。

突き刺さった爪により肉球にも感染症を患い、背中や足の筋肉もないことから、グリニスは狭いケージに長年閉じ込められていたはず、とパピーミルによる遺棄事件としての証拠を語っています。

そして、繁殖犬として使い物にならなくなったと考えたパピーミルの手によって遺棄された、と結論付けました。

まだ犯人は捕まっていませんが、RSPCA検査官らは犬を遺棄した犯人に繋がる手掛かりがないか、一般市民にも情報を求め懸命な捜査を行っています。

自分の足で芝生を探検するまでに回復!

引用の出典元:www.youtube.com

グリニスを苦しめていた爪は慎重にカットされ、子宮蓄膿症の治療も良い方向に進んでいます。

また、歯の治療も同時に進められ、現在はイギリスの動物保護団体『レスキューレメディーズ』で体力が回復するのを待っているところです。

日々グリニスの面倒を看ている団体創設者のリン・ダコスタさんは、「グリニスはとても気さくな性格で穏やかないい子です」と、1日も早くグリニスに里親ができるよう紹介しています。

保護団体の手厚いケアを受けるグリニスは、少しずつではありますが筋肉も付き始めて、芝生のあちこちを探検するまでに回復しました。

きっとグリニスの犬生で初めて味わう芝生の感触は気持ちが良いでしょうね。シャーペイの平均寿命は8~10年と言われていますから、せめて残された時間は幸せに過ごしてほしいと思います。

パピーミル撲滅は未来の飼い主にかかっている

引用の出典元:rescueremediesdogrescue.co.uk

パピーミルによる犠牲犬が存在するのも、そこから安い卸価格で購入する販売業者や、知らずに購入してしまう消費者がいるからです。

その負の連鎖を断ち切れるのは、これから犬を飼おうとする飼い主の認識にかかっています。ペットショップから購入するのではなく、保護団体から引き取ることも有効な手段となるでしょう。

グリニスのように虐待状態にある犬が数多くいることを考えると、本当に胸が傷みますね。1日も早いパピーミルの検挙が望まれます。

\クリックするだけ!/無料でNPOを支援する方法

Tsunayoshiでは、誰でも簡単に動物保護団体を支援できる新しい取り組み始めました。みんなの「いいね!」で動物愛護の輪を広めませんか?目指せ、殺処分ゼロ!

興味のあるページに「いいね!」した後は記事をシェアして、多く人に動物愛護に関心を持ってもらいましょう!

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード