保護犬の首に巻き付けられた紐が凶器に

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2016年1月、イタリアの海岸沿いの街サルディーニャで、一匹のメス犬が保護され獣医に引き渡されました。ピットブルと思われる保護犬の顔は、大きなボールぐらいの大きさまで腫れ上がっています。

女性獣医は日頃から動物保護や治療を専門としているので、ほとんどの保護犬の状態に驚くことはないのですが、さすがにこの子の状態を診たときには絶句したといいます。

保護犬の首には、荷物を縛るようなナイロン製の紐ががっちりと食い込んでいたのです。首の肉からは血が出ていました。

おそらく子犬だった頃に、ナイロン紐を首輪代わりに巻きつけられていたのでしょう。犬の成長と共に紐はきつすぎる首輪になり、さらには首を強く締め付ける凶器と化してしまったのです。

犬も人間も同じ命のはず

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一度は人間が関わった証拠でもあるナイロン紐は、保護犬の首の肉に食い込んでいき、頭部への血流が悪くなった結果、顔がパンパンにむくんで変形してしまったのでした。

獣医は、この子にイタリア語でボールを意味する「パッラ」と名付け、手厚い治療を始めます。レントゲンを撮ってみると、紐は皮膚だけではなく筋肉にまで食い込んで、深刻な組織繊維症を起こしていました。

保護犬は、相当な痛みを抱えたまま大きくなったと思われます。

子犬を捨てた飼い主が、今のパッラの姿を見たらどう思うのでしょうか?もし、同じように自分がされたらどう感じるのでしょうか?

犬と人間の命に優劣はないはずです。

保護犬が人々に与えた影響力

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治療を始めてから5ヶ月。パッラの顔の腫れは引いて、可愛らしい女の子に生まれ変わりました。今ではクリニックに来る人たちの人気者です。

パッラが運び込まれた「デュエマリ・アニマルクリニック」はフェイスブック上で私たちに語りかけます。

「パッラは、今もそしてこれからも、人間の愚かさ、思いやりのなさ、上辺だけの罪悪感を知らしめる象徴となり続けるでしょう。」

「私たちは、傷つき、痩せ衰え、見捨てられた犬たちの世話をしています。これまで5年間で約1,000頭もの動物を里子として出しました。しかし、里親に渡せるほどに回復していない残された犬もたくさんいるのです。」

犬や猫など多くの保護動物を治療するクリニックのフェイスブックには、31万人を超える「いいね!」がされています。

パッラの健康状態を案じて寄付を申し出る人も多いのですが、このクリニックには寄付受付の口座はなく、それよりも、フェイスブックに「いいね!」をして多くの人々に拡散してほしいと願っています。

動物虐待の事実を知ることが大切

引用の出典元:www.facebook.com

イタリア国内でも、このパッラのニュースは大きく報道され、動物虐待の現実に注目が集まりました。パッラの里親になりたいと希望する人や、パッラのためのオモチャや日用品を送るなど、保護犬を応援する人々もたくさんいます。

パッラを捨てた人は、「誰かが面倒見てくれるだろう。」と軽い気持ちだったかもしれませんが、結果としてこんなにも犬を苦しめる動物虐待に繋がってしまったのです。

パッラのあまりにも可哀想な事実を知れば、簡単に犬を捨てられなくなるはずです。私たち愛犬家がすぐにでも出来ることは、保護活動を行う人々をサポートしたり、動物虐待の現実をシェアすることかもしれません。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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