パピヨンの外見の特徴:蝶のような耳と尾の飾り毛が優美

引用の出典元:www.shutterstock.com

パピヨンの見た目の特徴と言えば、やはりその大きな立ち耳でしょう。蝶の羽のように印象的な耳で、長い飾り毛がある場合もあります。

そもそもパピヨンという名前にはフランス語で「蝶」という意味があるのです。

全体的には小さな体で絹糸のように繊細で柔らかな毛質をしています。長く豊かなオーバーコートのみのシングルコートです。

付け根の部分でくるっと内側に巻いたような形の尾は、長くふさふさとした飾り毛があり耳と合わせて優美で気品あふれた印象を与えます。この尾のカーブがリスのようだということから「スクウィール(リス)スパニエル」と呼ばれることもあります。

カラーは日本で最も人気がありメジャーなホワイト&タン(茶)やホワイト&レッド、ホワイト&ブラック、トライカラー(ホワイト&タン&ブラック)などがあります。

平均体重は4~5kg、体高は20~28cm位だとされています。
小型犬の中でも軽量で足も細いタイプです。

頭部や顔は小さくまとまっており、目は丸みを帯びた大きなアーモンド型をしています。

ちなみにパピヨンは立ち耳ですが、中には耳が垂れているタイプがおり「ファレン(フランス語で蛾という意味)」と呼ばれています。

パピヨンの歴史


パピヨンの原産国はフランスやベルギーとされていますが、元となっている犬についてはさまざまな説があることからはっきりとしていません。ただしその中でもスペイン系のスパニエル(スパニッシュ・ドワーフ・スパニエル)が祖先であるという説が有力視されています。

また、体型や毛質から、北方系のスピッツ犬種の血をひいていると考えられています。

パピヨンの起源は1600年代とされ比較的歴史の古い犬種です。

16世紀頃の中世ヨーロッパでは「抱き犬」、愛玩犬として人気を集めていたことで広く知られています。

フランスでマリーアントワネットにも愛され、ルイ14世など歴史上の多くの人物がパピヨンを飼っていたと言われています。マリーアントワネットの影響もあり、宮廷の貴婦人の間で人気があった犬種で、パピヨンと一緒に肖像画を描くことが流行っていたと言われています。

ルイ14世の時代には、上流階級の間で人気を集めていたことからイタリアで非常に高値で取引されていたそうです。

パピヨンの性格:陽気で甘えん坊、プライドの高い一面も

引用の出典元:www.shutterstock.com

パピヨンの性格は、見た目の愛くるしさや愛玩犬として長い歴史を持つことからおっとりと落ち着いている印象を持つ人も少なくありません。

しかし、見た目の優雅さと裏腹にその性格は明るく活発、やんちゃな子供のようなタイプです。

ピョンピョンと跳ね回るように身軽に駆ける姿は、明るさに満ちていますが、その分運動量が足りないと家の中でいたずらをしてしまうことも。

また、とても甘えん坊で飼い主の気を引きたい、周囲の注目や人気を一身に集めたいという気持ちが強く出すぎてしまうことも少なくありません。繊細でプライドが高く、「自分が一番」だと勘違いしてしまうと思い通りにいかない状況に腹を立て攻撃性を見せることもあります。

そんな神経質な一面も持っているパピヨンですが、基本的には人にかまってもらうことが好きで遊びも大好き。

なつっこい性格で他の犬とも仲良くできるタイプなので比較的飼いやすい犬種だと思います。

パピヨンの寿命はどれ位?


パピヨンの平均的な寿命は12~15歳前後。

寿命はあくまでも統計上の平均データのため個体差は多く出ると思いますが、パピヨンは遺伝的な要素の強い病気が少ないため、比較的健康長寿だと言われています。

パピヨンの気をつけるべき病気

引用の出典元:www.shutterstock.com

寿命の項目でも言いましたが、パピヨンは犬種特有の起こりやすい病気や遺伝性疾患があまり見られない犬種です。

とは言え、シニア期に入ればどの犬種も病気を抱える可能性が高いので、最低でも年に1回は血液検査などしっかりと健康診断を受けるようにしましょう。

病気はそれほど気をつけておくべきものはありませんが、足が細いという体型上の特徴から関節にトラブルを抱えることが少なくありません。

特に膝が外れやすい膝蓋骨脱臼になるパピヨンも多いので、活発に動き回るタイプはジャンプさせすぎないようにしたり、過度な走り込みや滑りやすい場所での生活は避けるなど気をつけてあげるといいでしょう。

また、涙やけを起こしてしまうことも多い犬種なので、目やにが気になるようであればこまめにお手入れをして、目の周りの毛をカットするなど対策を取るようにしましょう。

眼瞼内反症(逆さまつげ)になっている可能性もあるので、ケアをしても治らない、ひどくなるという場合は獣医師に相談し、眼科検査などを受けるようにして下さい。

パピヨンの飼い方と向いている家庭


パピヨンの飼い方はそれほどむずかしいものではありません。

体も小さく、性格的にも人や他の動物、子供などが好きだということからどんな家庭でも飼いやすいタイプでしょう。

あえて言うならば、人にかまってもらうことや遊んでもらうことが大好きなのでできるだけひとりでの留守番時間が長くならない家庭が理想的だと思います。

優雅な姿をした小型犬とはいえ活動性の高い犬種なので毎日しっかりと散歩をしてあげる必要があります。

これらが不足してストレスが溜まると、自分の尾を追いかける「尾追い行動」が出やすいので注意しましょう。

また、柔らかで美しい毛は細く絡まりやすいので毛玉になってしまわないので2~3日に一度はブラッシングをしてケアをしてあげることが大切です。

生活環境としては、骨格上脱臼しやすいタイプなのでパピヨンがメインで生活する場所はできるだけカーペットを敷くなど滑りにくいようにして、あまり段差を作らないような工夫をしてあげましょう。

遊ぶに誘うパピヨンがかわいい動画

引用の出典元:www.youtube.com

とにかく迷惑そう…(笑)

でもすっごいかわいい!遊びたい気持ちがひしひしと伝わってきます♪

結局どっちが諦めたのか、気になります。

パピヨンの魅力と特徴まとめ


パピヨンは見た目も性格も愛くるしく、一般的に可愛がられやすい傾向にある犬種です。

そのため「犬を飼ってみたい!たくさん可愛がって遊びたい!」という想いを抱えている人とは最高の家族になれるはず。健康的で活発なパピヨンは、室内でも外でも楽しみを共有しやすいので楽しいドッグライフをすごすことができると思います。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事についたタグ

この記事を書いたライター

Tsunayoshi MEG
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード