方向感覚を失い、72歳の女性が遭難!

引用の出典元:littlecommas.wordpress.com

遭難事故から救助されたのは、72歳の女性アンロジャーズさんと愛犬です。

アリゾナ公安局によると、2016年3月31日、彼女は車でフェニックスにいる孫を訪問する際にアリゾナの樹木林の中で行方不明になったということです。

愛犬を車に乗せて出かけたものの彼女は道に迷ってしまい、インディアンの居留区であるホワイトリバー沿いのグリーク渓谷付近で立ち往生してしまったのです。

そこは完全に人里離れた田舎道の一本道。彼女のハイブリッド車は、ガソリンも電力もすでに底を尽いていました。

立ち往生している間に彼女は完全に方向感覚を失ってしまいましたが、何とか携帯電話の電波の届くエリアに移動しようと、果敢にも尾根を登ろうと試みたのです。

愛犬と共に行方不明になってから早1週間が経過

彼女が行方不明になってから3日後の4月3日には、彼女の車が発見されました。しかし、車内にはすでに彼女と愛犬の姿はなく捜索は難航しました。

遭難した場所はアリゾナの樹木林ということもあり、店は一切ありません。すでに1週間が経っており彼女の家族や捜索隊も生存への不安がよぎります。

その頃、アンロジャーズさんと愛犬は持っていた食料も底をつき、アリゾナに繁る植物を食べたり、池の水を飲んだりして、なんとか命を繋いでいたのでした。

愛犬が飼い主を守った行動とは?

引用の出典元:www.thestar.com

アリゾナの森林をさまよっていたアンロジャーズさんは72歳という高齢です。不安や空腹で身も心も極限にきていたことでしょう。

愛犬も飼い主の状態を把握していた様子で、遭難中で正しい判断力を失った彼女を、危険な尾根から歩きやすいところへと導いてくれたのだそうです。まさしく彼は飼い主の命を導く案内人のようでした。

愛犬に案内された先には、ひらけた地面がありました。彼女はそこらじゅうの棒や石をかき集め「HELP」のサインを綴ります。

動物の骨が転がっているような場所で、いつ救助が来るかもわからない中、犬が導いてくれたその場所で奇跡を待っていたのです。

愛犬の導きのおかげで、無事救出!

引用の出典元:www.themalaymailonline.com

そして、遭難から9日目。

アリゾナ東部のホワイトマウンテンにあるアパッチ族居留区付近で、のろしをあげ手を振っている姿を上空のヘリコプターの救助隊員が見つけます。

とうとう、彼女とその愛犬は救出されたのでした。治療のためヘリでペイザンにある病院へと搬送されました。幸いにも大きな怪我はなく、退院後、孫たち家族とも再会を果たしました。

アンロジャーズさんが愛犬に導かれて行った地面に綴られた「HELP」というサインが、まさに彼女らの命を助けたのです。さらには、のろしをあげたのも効果的でした。

判断力を失ってしまった飼い主をサポートした、愛犬の判断力のおかげですね。

アリゾナ公安局によれば、彼女が作りかけていたシェルターのようなものも発見されたようです。きっと愛犬と一緒に眠り、互いを励ましあっていたのでしょう。

彼女はツーソン区のエリアコードを持っているようですが、彼女がどこに住んでいて、どうやってアリゾナ東部のホワイトマウンテンに行き着いたのかははっきりしていません。

なぜなら、ツーソンからフェニックスまでの道は、州間道路10号線で一直線ですが、それは彼女が発見された場所を通っていないのです。

彼女はマスコミにさらされることを嫌い、詳細な真相は不明のままです。謎を残したままではありますが、二人の命が救われたことだけは確かな事実です。

このような緊急事態のとき、どこまで冷静でいられるか、どこまで知恵と勇気を振り絞れるか、それが生き延びるために必要なことかもしれません。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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