心を固く閉ざしたピット・ブル

救助団体のスタッフは、ピットブルの状況を見て、まずは信頼関係を築くことが先決だと感じました。かわいそうなことに、ピットブルの女の子は、警戒心から人間に対して心を固く閉ざしていたのです。

幼いピットブルに強い刺激を与えればパニックを起こし、このエリアから逃げ出していなくなってしまうかもしれませんでした。

スタッフの一人であるジュリー・メグレさんは、まずは彼女の信頼を得ようと何週間か食事を与え続け、エデンとの心の距離を縮めようと努力します。

しかし、エデンは彼女になつくことはなく、いつもオドオドと逃げているばかりでした。

前代未聞!?安全にピットブルを確保する唯一の方法とは?

引用の出典元:www.youtube.com

冷たい雨が降る日、スタッフはピットブルがいるであろうエリアを調査しに行きます。すると、民家の倉庫の中に隠れているエデンを見つけました。

さりげなく通り過ぎることで警戒させないように細心の注意をはらったのですが、神経過敏になっているエデンは、何らかの異変を感じ取ってしまったようです。

別のスタッフのリサ・アルトゥーロさんとジュリアさんは、倉庫の中にいる彼女を救出するために、なんとサッカーゴール用の大きな網を倉庫の出入り口に広げました。

サッカーゴール用の網を広げておくことは、エデンが逃げ出して迷子にならないよう、そして安全に救う唯一の方法だったのです。

スタッフも緊張の中、無事に保護!

引用の出典元:www.youtube.com

逃げ出そうと走り出したエデンの腰の部分に、瞬間的に犬をキャッチできる特殊なロープをかけました。

エデンは、そのまま広げていたサッカーの網に突っ込みますが、網に絡まることで無事に確保することができました。

しかし、彼女は大きな悲鳴をあげ続けて興奮状態になっていたので、ロープを握った状態でスタッフは転んでしまいます。

安心させようと、「大丈夫だよ、イイ子だ、大丈夫だよ。」と声を掛け続けるものの、腰のロープと絡まったネットで身動きが取れず、スタッフを少し威嚇します。スタッフ全員が緊張を緩めることはできません。

エデンの目は見開き、体全身が小刻みに震え続け、緊張感で鼻を舐めています。

温かい言葉でスタッフは何とか恐怖心を治めようと努力した結果、まずは1つめの黒いソフトリードを首にはめることに成功しました。

その状態のまま、Hope For Paws特製の「幸せの赤いリード」を巻き付けた棒で、エデンの頭を優しく撫で続けます。そして、ほんの数十秒撫で続けることで、エデンの目は次第に可愛らしさを取り戻したのです。

さらに時間を掛けて恐怖心を取り除いていきます。

とうとうエデンは、スタッフが素手で頭を撫でても威嚇しなくなり、互いの心の距離を縮めることができました。

幸せの赤いリードを無事に装着できたとはいえ、まだまだエデンは怖がっています。ゆっくりとクレーとに移動させて動物病院に連れて行きます。

かわいいピットブルに家族を!

引用の出典元:www.facebook.com

エデンは、たくさん頭を撫でられたり、声を掛けられたりしていく中で、自分を恐怖におとしめる人間が周りにいないことを理解したのでしょう。

病院で診療を終えたエデンは、安心した様子でリラックスした表情を見せてくれました。今では他のワンちゃんと元気にじゃれあい、人間の手を舐めて信頼を寄せるしぐさを見せるまでになったエデン。

あとは、本当の家族ができるのを待つばかりです。可愛いエデンに、素敵な家族ができることを祈っています。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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