激怒!身体にハンディキャップがあったら里親になれない?!

引用の出典元:baptistnews.com

身体にハンディキャップを持って生まれたアンドラダはイタリア人の女の子。

家族と一緒にインターネットで犬の里親を募集している広告を見つけ、さっそく応募したところ、いくつもの保護団体に断られてしまいました。

これに腹を立てた父親のルカさんは、「なぜハンディキャップを持っていたら犬を飼うことができないんだ!」と保護団体に反論しますが、期待とは裏腹に良い返事はもらえませんでした。

里親となって犬と生活することは、アンドラダにとっても大変良い影響を与えるきっかけになりそうですが、なぜ一家は断られ続けてしまったのでしょうか?

里親団体の言い分「犬を飼うことは簡単じゃない!」

引用の出典元:www.flickr.com

アンドラダの父親ルカ氏は、

「うちの娘は生まれた時から慢性脳症で深刻な障害を抱えていたが、今では身振り手振りで自分を表現することができ、精神遅滞に関わらず自分で何でもすることができる。また、世の中にはペットセラピーというものが存在し、動物が障害を持つ人たちに良い影響を与えている実績があるじゃないか!」

と続けました。

しかし、犬の里親を募集をしている保護団体は決して「あなたの娘さんがハンディキャップを持っているので、私たちの犬を任せることはできません。」という理由で断っていたのではありませんでした。

保護団体の言い分は、

「犬は活発でとても忙しく世話のいる動物です。それに加え献身的なしつけや教育をする必要もあり、すでにハンディキャップを持つ娘さんを抱えているご家族に、より一層大きな負担をかける危険性がありえます。」

という理由で断っていたのです。

犬を飼うこと = 家族が増えること

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確かに、犬との生活はハンディキャップを持ったアンドラダにとても良い経験をもたらすことができるでしょう。

しかし現実的に、犬の里親になるということは、家族をもう一人受け入れるということなのです。

ハンディキャップを持ったアンドラダのサポートに加えて、犬の世話やしつけも一家の生活の中に加わります。当然、ご家族への大きな負担が懸念されます。

そして何より、里親になる犬の犬種も考える必要があります。中にはハンディキャップを持つ人には適さない犬種もいるということです。

ナーバスで不安症・猛犬の性質があるジャックラッセルなど、その一種だと言われています。

一概にすべての犬や犬種に言えることではないですが、傾向として危惧されることがあるのであれば、危険な賭けをするわけにはいきません。

ただでさえ一度保護されている犬なので、保護団体の方も二度と同じ経験をさせたくないという想いもあります。

そしてなにより、犬を飼うことは「家族を新しく迎え入れ、今まで以上のお世話と愛情が必要となる」ということを保護団体はアンドラダのご家族に伝えたかったのです。

一人ひとりが犬と向き合うことが大切

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日本でも毎年多くの犬が保護されており、その数だけ里親の需要があります。

しかし、日本の保護団体から犬を譲渡してもらおうとしても、必ずしも犬の里親になれるというわけではありません。やはり、里親になるためには各保護団体が規定している「譲渡条件」をクリアしなければいけません。

譲渡条件は、保護犬が二度と同じような辛い経験をしないように、犬のことを第一に考えて定められたものです。

里親の数を必要とするなか、一定の線引きを強いられていることも事実なのです。

ですが、何よりもまずは犬が二度と不幸にならないように最善を尽くすことが重要です。そのことを前提におき、一人ひとりが犬と向き合うことが大切なのではないでしょうか。

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