なぜ子犬は捨てられてしまったの?

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

保護された子犬は、サービスエリア内で働く職員によると、トイレの個室内に置き去りにされていたのだそうです。

不安で小さな体は震え、か弱い声で鳴いていた子犬は、まだ生後60日程度と思われるオスのミニチュア・シェットランド・シープドッグでした。

子犬を置き去りにしたのは、血統書付きの犬を販売する犬のブリーダーだと推測されました。子犬が盲目であることに気が付き商品として販売できないから、という理由で捨てたのでしょう。

自ら育てることもできたでしょうに、お金と犬の命を天秤にかけるような人間ならやりかねない卑劣な行動です。

子犬の愛らしい瞳に一目惚れ

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

サービスエリアのマネージャーを努めるイアンさんは、この置き去りにされた盲目の子犬を見た瞬間、あまりの愛らしい瞳に一目惚れしたかのようでした。

引き取り手がなければ、この子犬は保健所で処分される運命です。イアンさんは迷わず子犬を育てることを決意しました。

イアンさんの家にはすでに愛犬のベルがいます。先住犬と相性があったようで、子犬を前にしたベルはまるで母親のようなそぶりで面倒を看るようになったのです。

子犬には「ルーイ」という名前が付けられました。

子犬の目の治療費用にと寄付金が集まる!

引用の出典元:www.gofundme.com

イアンさんと一緒に働く職員たちは子犬の目の治療費を募るため、寄付サイトに協力を求めました。一人一人の寄付金は10ポンド程度(約1600円)と小さな額ですが、数百人からの寄付により90万円程度の寄付金が集まりました。

動物病院で目の状態を診てもらったところ、やはりルーイは完全に盲目状態にあることがわかりました。手術をして視力が回復するかどうかは、さらに検査をしないといけないのだそうです。

たとえルーイの目が光を取り戻せなかったとしても、イアンさんや先住犬のベルという家族はずっと大事にしてくれることでしょう。

そして、職員さんもずっとルーイを見守ってくれています。元気で大きくなってね!

可愛さよりも犬の健康が一番

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犬の体が小さいと確かに可愛らしい感じがします。しかし、希少価値を求めての小型改良には少し心配が残ります。

もともと犬は様々な改良が重ねられて多くの犬種が存在しています。シェットランド・シープドッグも、元はイギリスの牧畜犬の中でも小さいサイズを親として改良されたのが起源といわれています。

その昔は、牧畜犬としての効率やエサの状況などから小型化され、現代では愛らしさや価値を求めて小型化されているようです。

健康体の状態で小型に改良するのは、相当な犬への知識とモラルが必要なのだそうです。それを知らずに改良を行ってしまうブリーダーもいると聞いたことがあります。きっとルーイもその犠牲者だったのでしょう。

イギリスで起きたできごとでしたが、日本でも同じことが起きないように祈ります。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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