足を引きずるグレイハウンドを発見・保護

引用の出典元:www.facebook.com

スペイン南部、ベラの市場の路上を彷徨っていたのは、ガリガリに痩せたメスのグレイハウンドでした。発見したのは心理学者のリアン・パウエルさん。

グレイハウンドのお尻や尻尾には血がついており、リアンさんはすぐに動物病院に連れて行きました。

診察にあたった獣医師のエレン・ソブリーさんは、この犬の足が骨折しているばかりか、赤ちゃんを産んで間もない状態であることに気が付いたのです。

しかも、母乳がこぼれていることから、赤ちゃんたちは生きていると確信します。

心理学者のリアンさんと獣医師のエレンさんの2人は、保護した町の名前にちなんで母犬に"ベラ"と名付けました。

グレイハウンドに誘導されて到着した先には

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獣医師のエレンさんは骨折している右前足を固定すると、ベラに首輪とロングリードを付けて子犬を探しに行くことに。リアンさんも同行します。

ひとまず保護した市場まで連れて行くと、まるで「こっちよ、こっちに私の赤ちゃんが待っているの。戻らなくちゃ」と言っているかのように母犬は歩き出しました。


ベラは迷うことなく路地裏を通り、本道へ、そして草原を過ぎ、泥だらけの道を入った廃屋の横に捨てられた車まで2人を誘導しました。

その距離は、実に3キロ。元気なグレイハウンドにとっては一瞬で到着する距離ですが、骨折とお産とで疲れ切った母犬の体には本当にこたえたことでしょう。

10匹のまるまる太った赤ちゃんが!

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2人が車の中を覗くと、そこにはまるまると太った赤ちゃんが10匹もいました!獣医師のエレンさんは直ちに赤ちゃんたちを保護し、母犬と一緒に病院へと戻ります。

ラッキーなことに、目も開いていない赤ちゃんたちは健康そのものでした。

エレンさんは、その時の様子を「ベラは出会って間もない私たちを信用し、助けを求めて来たことは本当に驚きでした」とFacebookで語っています。

母犬のベラがわが子を思う気持ちは、Facebookを見た世界中の人々に感動を与え、日本からもコメントが寄せられました。

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母犬と赤ちゃん10匹は、今のところ動物病院内で療養中とのこと。元気になったら里親さんを探すそうです。

それにしても、母犬の骨折や痩せた体から想像すると、やはり捨てられた可能性が高いと言えるでしょう。

ましてや、スペインの南部ではハンティングが終わる時期には、グレイハウンドたちが御用済みとされて数多く捨てられています。

犬を道具のように使い捨てする人間は断じて許されません。ベラが見知らぬ人間を信頼して赤ちゃんの居場所まで誘導した、切実な気持ちを知ってほしいですね。

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Tsunayoshi ひまわり
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