行き倒れになった野良犬?

引用の出典元:www.thedodo.com

スペイン、マドリード郊外の山中で起きた出来事です。ツーリングを楽しんでいたマヌエル・デルガドさんは、道路際で何かに目線が釘付けになっているカップルを見かけます。

いったい何事か、とマヌエルさんがカップルの視線の先に目をやると、大きな体の黒い犬が倒れているではありませんか。

野良犬が死んでしまったのか?人手が必要かもしれない、とマヌエルさんはカップルに声を掛けながら犬の元に近づきます。

カップルとマヌエルさんが犬に声を掛けたり揺すったりするものの、目を閉じたまま一切反応がありません。

犬は首輪をしており、飼い主の連絡先と"ティソン"という名前が書かれていました。マヌエルさんは飼い主に連絡を入れてみましたが、留守番電話で連絡がつきません。

甘えん坊な犬のトリックに騙された!

引用の出典元:www.thedodo.com

一刻を争うと思ったマヌエルさんは、警察に連絡を入れ助けを求めました。ところが、警察は既にこの犬の状況を把握していると言うのです。

そして、ティソンは地元警察では良く知られた犬で、ほとんど毎日のようにケガを負った犬が倒れているという通報が入ることを聞かされました。

ティソンは地元で飼われている牧羊犬で、人に会うと「死んだフリ」をすることで有名だったのです。死んだフリをすることで、人々から撫でられたり食べ物をもらえたりすることに味をしめたのだそう。

この道を人が通るたびに目の前でバッタリと倒れ込み、本気で死んだフリを演じるという、なんとも甘えん坊な犬のトリックだったのです。

俳優よろしく目の前で死んだフリをするティソンに一杯食わされた3人は、とあることを試みます。

ティソンを無視してその場を立ち去ったらどんな反応をするのか、こちらもフリで対応してみようという訳です。

3人が数メートルも歩かないうちに、ティソンは見事に起き上がりブルブルッとして生き返りました!そして、3人のほうに近づくと再び倒れ込んで、可愛く死んだフリをするのでした。

迫真に迫る演技力は俳優の素質アリ!

引用の出典元:twitter.com

ティソンは人々の注目を集めるため、迫真に迫る演技を身に着けた愛らしい犬です。。

マヌエルさんがめったに出会えない名優犬のことをTwitterに投稿すると、マヌエルさん同様に一杯食わされたという人から体験談が寄せられました。

”今日ティソンに会った!うん、「死んだフリ」をしていたよ。飼い主さんが言うには「コイツは牧羊犬から俳優に転職できる」ってさ”

警察の話では、飼い主はティソンをちゃんと可愛がっており、健康状態も良好で手入れも行き届いているとのこと。

ちょっと困った演技を覚えてしまったティソンに翻弄されたマヌエルさんは、こんな風に綴っています。

「毎日のように警察に通報があるってことは、それだけケガしているかもしれない犬をみんなが気にかけているってこと。これは時代の良い傾向だ、と僕は信じているよ」

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