肉にするために飼育された犬たちを救済

引用の出典元:www.thedodo.com

そもそも韓国の法律では、犬肉の食用流通は禁止されていますが、未だに犬肉を提供する飲食店があることから、各国の団体から救済の手が差し伸べられています。

また、世界からの批判や文在寅(ムン・ジェイン)大統領の方針を含め、犬肉農場を経営する人たちですら、本心はこんな仕事は嫌だ、という考えに変化してきているようです。

国際動物保護団体『ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)』が今回救済の手を差し伸べたのは、韓国の北西部に位置する礼山郡(イェサングン)の犬肉農場でした。

すべての犬たちは、風が吹き抜ける金属製のケージ内に閉じ込められており、寒い季節には凍結した金属の上に寝るしかありません。

暖かい毛布も、飼い主からの優しい声掛けもなく、ただただケージ内をうろつくだけの毎日。彼らがどれだけ過酷な環境で飼育されてきたのか、容易に想像がつきます。

救済の手は農場オーナーにも

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HSIのスタッフは5月からこの農場オーナーと連絡を取り合い、ようやく犬肉販売の停止と農場閉鎖の同意に至りました。

HSIは犬肉農場の犬を保護するだけでなく、農場を閉鎖したあとのオーナーが新しいキャリアをスタートさせるための手伝いも行っています。

オーナーは今後、作物を栽培し農業を始めようと考えているとのこと。こうして130匹の犬と2匹の子猫を無事に保護し、アメリカに移送することができたのです。

マスティフ系の大型犬"ミンス"も、たくさんある中の1つのケージに横たわっていました。しかし、彼の前足は極端に変形し、スタッフをも驚かせる状態でした。

おそらくは遺伝子欠損の結果だとスタッフは考えましたが、この過酷なケージ生活がさらに悪化させたと確信しました。

ミンスは十分な食事も与えられないままに、この狭いケージ内で成長していったのです。

ケージから解放されたものの毛布にすら怯える犬

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硬く冷たいケージから解放されたミンスは、ワクチン接種を受けたのちアメリカに移送され、ペンシルベニア州の動物保護団体『Mutts Rescue』で生活することになります。

しかし、到着した当時のミンスはひどく混乱しており、7日間連続して鳴き続けました。団体創設者のペグさんは、それが韓国との時差のせいなのか、他に原因があるのかもわからなかったと言います。

ミンスに温かい毛布を提供しても、彼は初めて見る物体と初めての感触に怯えていました。一緒に添い寝しても彼の閉ざされた心を温めることはできません。

その姿は、まるでヘビを怖がるかのようでもありました。このまま彼の犬生は怯えたままで終わるのでしょうか。

温かい家族に迎えられ劇的に変化した犬生

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毛布にすら怯え、人から優しくされることさえ怖かったミンスに、奇跡的に里親が現れました。

初めて人から優しくされたミンスの心は徐々に溶け始め、ついに毛布で眠ることができるようになったのです。

そして、変形した前足を治す手術が施されました。3カ月間のリハビリを続ける必要がありましたが、それは今のミンスにとって問題ではありませんでした。

「ミンスは人との暮らしの温かさを知り、まるで人生を謳歌するかのように見える」と飼い主は語っています。

あの過酷なケージ生活に戻ることは永遠にありません。これからは、温かい家族の元でゆっくりと過ごしてほしいですね。

韓国では毎年250万匹の犬が屠殺されていると推定されています。一日も早く、すべての犬肉農場が閉鎖され、新たな犬生を送れるように祈ります。

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Tsunayoshi ひまわり
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