ノーフォーク・テリアの特徴

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  • サイズ:小型犬
  • 体高 :オス 25~26cm メス 24~25cm
  • 体重 :オス 5~6kg メス 4.5~5.5kg

ノーフォーク・テリアの気質は、テリア気質といわれ、狩猟能力に優れています。騒がしいテリアの中ではおとなしめの気質ですが、それでも狩猟本能は十二分に残っている犬種です。自分よりも大きな体のキツネも捕獲する、勇敢な気質を持っています。

ノーフォーク・テリアの外見の特徴で特筆すべきは、耳が垂れ耳だ、という点です。実は、ほぼ同じ外見なのに立ち耳のテリアもいて、そちらはノーリッジ・テリアとして別の犬種として認定されているからです。

小さくてずんぐりとした頑丈な骨格で、首も肢も筋肉質で力強く、小害獣の狩猟犬としてすばしっこく走って捕まえる能力に長けています。

ノーフォーク・テリアの被毛はダブルコートで、針金のような5cm程度のワイヤー状の直毛です。毛色は、レッド、ウィートン、ブラック&タン、他にグリズルという、黒色系の毛に灰色系や赤色系の色が混ざった混合色がありますが、日本では、めったにグリズルのノーフォーク・テリアに出会えることはないようです。


ノーフォーク・テリアの歴史


  • 原産国:イギリス
  • 用途 :小害獣駆除、狩猟犬

ノーフォーク・テリアは、イギリスのノーフォーク州ノーリッチ市が原産です。

ノーフォーク・テリアは、小型で頑丈な狩猟犬を作る目的で誕生しました。小さな体を活かして、ネズミ、キツネ、アナグマといった害獣の巣穴めがけて勇猛果敢に入り込み、執拗に追いこむ姿から、「原野の小悪魔」という異名をつけられるほどです。

19世紀の後半に、イギリスのケンブリッジ大学の生徒が、大学内のネズミを捕獲するため、地域で飼われていた土着犬の小さなテリアとヨークシャーテリアを改良したのではないか、といわれています。

19世紀の初頭のイギリスでは、立ち耳タイプのノーリッチ・テリアと混同された扱いのまま、ドッグショーが開催されるようになります。その時代のブリーダーたちは、立ち耳を好んでいたので、垂れ耳のノーフォーク・テリアは一時絶滅しかかります。

しかし、垂れ耳のノーフォーク・テリアを愛する、数少ないブリーダーの手によってなんとか飼育数は確保されました。その時に尽力した1人のブリーダーの尽力により、ブリーダー数も増え、1964年には、イギリスケネルクラブで、立ち耳のほうはノーリッチ・テリアとして、垂れ耳のほうはノーフォーク・テリアとして登録されました。

20世紀中頃にはアメリカを始め、世界中へ輸入されるようになります。1979年のアメリカケネルクラブでも、耳の形状によって、2犬種が分けて認定されました。

ノーフォーク・テリアは、日本でもそうですが、原産国のイギリスでは、どちらかというと家庭犬としてではなく、狩猟犬としてテリア気質を活かした繁殖が現在も続けられています。

2014年度ジャパンケネルクラブのノーフォーク・テリアの登録頭数は、138犬種中35位で396頭ですので、多く飼われている犬種といえます。

ノーフォーク・テリアの性格を知って、しつけを行おう

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ノーフォーク・テリアの性格は、好奇心旺盛で、非常に活発です。粘り強い性格で、ちょっとやそっとではへこたれない我の強さも持っています。

テリア気質を大事に繁殖されている以上、テリア独特の頑固さも残っています。やりたくないことは、一切無視します。

また、警戒心は強い性格なので、不審な物音や気配には吠えて知らせます。良い番犬になるのですが、住宅街では逆に近所迷惑になることも念頭において、しつけをしていきます。

このようにテリア気質を強く残す性格ですが、マイナスに捉える必要はありません。家族と一緒に過ごす時間をとても喜び、いつも陽気なノーフォーク・テリアは、家庭犬として暮らすのになんら問題はありません。

性格を良く知らずに飼ってしまうと、育て方がわからず、無駄吠えや言うことを聞かない犬になってしまうだけなのです。しつけの方法は狩猟犬のしつけを参考にすると良いでしょう。

狩猟犬の本能が、ガッチリ残っている犬種ですから、しつけは特に重要です。少し強いタイプのしつけでも大丈夫な犬種です。甘やかして育ててしまうと、飼い主の言うことに一切耳を貸さない頑固な性格がより育ってしまいます。

ダメなことは、子犬のうちから教え込んで、服従関係を固く築くしつけを行いましょう。初めて犬を飼う方には少々難しい犬種かもしれません。心配であれば、しつけ教室に一緒に通って、プロからしつけの手ほどきを受けたほうがより安心です。

ノーフォーク・テリアの性格まとめ


  • 好奇心旺盛
  • 非常に活発
  • 粘り強い
  • 頑固
  • 警戒心が強い
  • 陽気

ノーフォーク・テリアの平均寿命:穏やかな暮らしを大切に


ノーフォーク・テリアの平均寿命は13~15年程度と考えられています。

ノーフォーク・テリアがかかりやすい先天的な病気は特にありません。体も丈夫で長生きの犬種ですが、やはり健康チェックは欠かせません。

小型犬に多くみられる、膝蓋骨脱臼というひざのお皿がずれる病気に注意します。非常に活発に動き回る犬種ですので、幼犬の頃から運動不足は避けると同時に、飼い主が抱き上げた際の落下事故にも注意して予防しましょう。

ノーフォーク・テリアは、椎間板疾患にも注意が必要です。飛んだり跳ねたりと自由に動き回るので、飼い主はいつも行動を監視しておきましょう。階段を激しく何度も昇り降りさせるのは避けて予防しましょう。背中を触って痛がることがあれば、動物病院での診察を仰ぎます。

テリア系の犬種に多い、皮膚疾患も念頭に入れてケアします。抜け毛も多いので、コームやスリッカーブラシを使ってブラッシングをします。血流を良くして皮膚病の予防をしましょう。

長生きの犬種でもあり、さらに歯が密生している犬種でもあります。子犬の頃から、歯磨き習慣をつけることは、しつけにもつながっている行為です。もちろん、歯周病による様々な病気の予防にもなりますので、必ず身につけておきましょう。定期的な歯の診察も行うとより良いですね。

ノーフォーク・テリアの飼い方

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ノーフォーク・テリアは、始終何かに興味を持って活発に動き回ります。小さい赤ちゃんがいて、あまり犬の飼育に時間が割けない、といった方には向いていません。また寂しがると、家具を破壊したりするやんちゃな側面もありますので、留守が多い家で飼うのは可愛そうです。

ノーフォーク・テリアの飼育環境としては、できるだけ飼い主家族がいつも一緒にいてあげられる環境が向いています。夏場の温度管理もできますので、室内飼育が理想です。

ハウスの置き場にも配慮します。家族の話し声や顔が見える場所だと、とても安心して過ごすことができます。ひとりぼっちにさせておくと、ストレスからイライラしたそぶりを見せるようになってしまいます。

人間のソファに座るのも大好きですが、腰への負担を和らげるため、犬用の階段を設置すると昇りやすくなります。しつけ上、あえて昇らせないルールにするのも良いでしょう。また、床材はフローリングであれば改良が必要です。すべりにくいコイルマットなどを設置するのがおススメです。

ノーフォーク・テリアは豊富な運動量が必要です。散歩は、1日30分程度を2回行います。引き運動だけでは足らないかもしれませんが、庭での放し飼いは推奨しません。猟犬の血が騒いで、庭のあちこちを掘りまくってしまう可能性があります。飼い主と一緒に庭でボールなどを使って遊ばせるのがベストです。

子犬の頃は、より服従関係を育てやすくするために、ロングリードで自由にさせないほうが良いです。呼びもどしや、マテといった基本的なしつけが身についてから、自由散歩をさせても遅くありません。

草むらで遊ぶノーフォーク・テリアの子犬

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8週目のノーフォーク・テリアの子犬が草むらで、飼い主家族と一緒に遊んでいます。

草の背丈のほうが高いぐらい、小さくて可愛いですね~。

さすが狩猟犬の動きです。目的に集中したら、パッと素早く走りますね~。

狩猟犬はボール遊びが大好きです。この時、あげっぱなしにせずに、スワレ、マテ、フセ、ヨシ、といったしつけも同時に行いましょう。遊びを通して教えていくと、とても楽しい時間を過ごせますよ♪

やんちゃなノーフォーク・テリアとの楽しい暮らし


ノーフォーク・テリアの、ちょこまかした動きは、お人形みたいですね。小型犬で日本の住宅事情に合う大きさですが、狩猟犬の気質をたっぷり持っていますので、上手にしつけてあげましょうね。

狩猟犬は、散歩中に出会う小動物を追いかけやすいので、しっかりとリードを持ち、脱走を防ぎましょう。首輪はあまりゆるくせず、指1本分程度が入るぐらいの締め付けがちょうど良いですね。

やんちゃで前向き、愛嬌たっぷりのノーフォーク・テリアとの暮らしは、あなたをいつも陽気にさせてくれるはずです。遊びを通して絆を深めて下さいね。

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